太陽光は心の処方箋!?うつに効果的な理由と光の浴び方

太陽光を浴びることは健康に良いことは感覚的にわかっている人も多いと思いますが、実は太陽光はうつの改善にも役立つということをご存じでしょうか。

特に、デスクワークが主流となっている現代において、太陽光を浴びる機会が少なくなってきており、その太陽光不足はうつ病の増加率の原因に関わっていると考えられております。

実際、うつ病治療の際にも患者さんに太陽光を浴びるよう指示する場合もあり、太陽光には私達の想像を超えるパワーがあるんです。

本記事では、太陽光がうつに効果的な理由と光の浴び方についてご紹介します。

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太陽光がうつに効果的な理由とは?

うつを引き起こす原因の1つとされていることに、神経伝達物質の「セロトニン」の減少にあると言われております。

セロトニンが不足すると、集中力・思考力が低下したり、気持ちが乱れたりなど、精神的な障害につながる可能性があります。

そして、太陽光はその体内のセロトニンの分泌を正常する働きがあります。、

セロトニンが正常化することにより、ノルアドレナリンやドーパミンの暴走を抑えられて、心を安らかになります。

つまり、太陽光は体内のホルモンバランスを整えて、精神を安定させてくれる効果があるということです。

また、太陽光は睡眠ホルモンと呼ばれる「メラトニン」をリセットする働きがあることから、うつ病に伴いやすい不眠症の改善にも役立つと知られております。

実際、日照時間が短い冬や北国でうつ病になりやすいのは、日照時間と関係しているとも考えられており、心の病と太陽光には密接な関係があるのです。

太陽光の浴び方

最低1日30分〜1時間は太陽光を浴びる

太陽光の効果を得るためには、最低1日30分以上浴びる必要があります。

具体的に言うと、太陽光が発するブルーライトは約20000ルクスと言われており、うつ病の予防・改善には、そのぐらいの強さの光を30〜1時間浴びた方が良いとされております。

しかし、ブルーライトなら「パソコンやスマホでも浴びれるんじゃない?」と考える方もおられるかと思いますが、パソコンやスマホのブルーライトは10ルクス程しかなく、光の強さが全く足りません。

デスクワークで外に出る機会が少ない人もいるかもしれませんが、休憩時間や朝の時間を利用して、1日最低30分〜1時間は太陽光を浴びるようにしましょう。

曇りの日でも問題なし!

太陽光がうつに効果的であるとわかりましたが、

「じゃあ、曇りの日はどうすれば良いの?」

という疑問が出てくる人もおられるのではないでしょうか。

結論から言うと、曇りの日でも問題ありません。

曇りの日は薄暗いせいか、太陽光が浴びれないようなイメージがあるかもしれませんが、実は10000ルクス程の光は出ており、十分な光を浴びることができるんです。

PCやスマホの光の強さ(10ルクス程)と比較しても、曇りの日でも外に出た方が良いのは一目瞭然ですね。

運動しながら太陽光を浴びればなお良し!

可能であれば、運動をしながら太陽光を浴びるのがベスト。

運動はうつの改善法の1つであり、太陽光を浴びながら運動をすることで相乗効果が期待できます。

運動といっても激しい運動をしろと言っているわけでなく、ウォーキングやジョギング程度の軽い有酸素運動で大丈夫です。

うつの時は体が疲れやすくなっているので、歩くことすら億劫になることもありますが、最低1日1万歩以上は歩くように心がけるようにしましょう!

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