全てに興味がない、何もやりたくない..その原因は?うつの可能性も?

全てのことに対して興味が持てなかったり、何もやりたくない、そんな気持ちになることはありませんか?

興味を持てないことや何もやりたくない気持ちが悪いというわけではないですが、中には「この状態をどうにかしたいと思うけど、どうしようもできない・・・」と悩まれている方もおられるのではないでしょうか。

そこで本記事では、全てに興味がない(無関心)、何もやりたくない(無気力)人に向けて、症状の考えられる原因や病気について調べたことをまとめたいと思います。

スポンサーリンク

全てに興味がない、何もやりたくない・・その原因は?

高すぎる目標や希望を持っていませんか?

高い目標や希望を持つことは人生を豊かにするために重要なことであると思いますが、壮大すぎる目標や希望は、かえって人を無気力に追い込み、逃避の態勢に入りやすくなってしまいます。

そして、無気力になると、全てのことに対して興味がなくしたり、今まで好きだったことも面白く感じれなくなったりすることがあります。

勝ち負けに敏感になっていませんか?

仕事にしろ、勉強、試験にしろ、多くのことは人との優劣がついてしまいます。

「あの人はキラキラ働いているのに自分は何をしているんだろう・・・」

「自分は昔から勉強ができなくて、何をやっても人より劣る・・・」

といったように、「負けること」「他の人よりも下に見られること」に敏感に反応して、その恐怖から無気力、興味の喪失につながる場合があります。

特に、この症状は男性に多いと言われているのは、「順位付けされやすい」「競争に巻き込まれることが多い」という背景があるからだと考えられます。

全てのことを完璧にこなそうとしてませんか?

全てのことを完璧にこなすのは、決して悪いことではありません。

ただ、完璧にこなそうとする人の大きな特徴として

全てを完璧にこなす=成功

1つでも完璧にこなせなかった=失敗

という考えが働いてしまうことです。

つまり、全てを完璧にこなすというのは、裏を返せば完璧にこなせない自分が許せないというストイックな気持ちがあるということ。

そして、完璧にこなせない自分を強く感じれば感じるほど、次第に何もやりたくない気持ちも強くなります。

また、全てのことに興味を持たない気持ちの裏には、「全てに興味を持たなければ、完璧にこなす必要もなく、自分が傷つくこともない」という自己防衛が働いていると考えられるでしょう。

理不尽な現実を受け入れきれずにいませんか?

親がどうしようもない人であったり

周りに恵まれない環境で育った人であったり

容姿に恵まれず、それが原因でひどいことをされてきた人など、

理不尽な現実に直面している人も少なくないでしょう。

理不尽なことのほとんどは、自分の力では変えられないことです。

しかし、理不尽な現実が受け入れられず、自分の力では変えられないものを変えようとすると、そこでムリが生じます。

そして、そのムリが続くと、「何をやってもダメだ・・・」と無気力に陥ったり、全てのことに興味をなくすことによって自分を守る姿勢に入りやすくなります。

何事もやる前から先入観で判断していませんか?

心の中では何かやりたいことがあったり、人や物事に興味を持ちたいという気持ちがあっても、「どうせ自分がやったところで・・・」とやる前から諦めてしまうことはないでしょうか。

自己評価を少し低く見積もることは自分を高める気持ちにもつながりますが、極度に自己評価が低いと、何をやるにしても「できないことをやっても意味がない」という考えになってしまう恐れがあります(ある意味、合理的な判断ではありますが)。

そして、その考えが気持ちの八方塞がりを生んで、無気力感や興味の喪失を引き起こすことがあります。

考えられる病気は?

意欲減退症候群(アパシーシンドローム)

意欲減退症候群(アパシーシンドローム)の症状の特徴といえるのが、無気力、無関心、無感動です。

この病気は、うつ病と少し症状が似ている部分がありますが、無気力や無関心の症状だけが出ている時に当てはまる病気です。

なので、意欲減退症候群にかかったとしても、焦りや不安、気持ちの落ち込み、食欲減退、といった症状もないですし、不眠が伴うこともないようです。

うつ病

無関心(全てに興味がない)、無気力(何もやりたくない)という症状が現れる代表的な心の病がうつ病。

うつ病になると、無関心や無気力だけでなく、気分の落ち込み、倦怠感、孤独感、悲壮感、憂鬱感といった感情や気分の障害が現れやすく、頭痛、吐き気などの身体的な症状も現れることもあります。

症状の深刻度によっては、動くこともままならなかったり、不眠症状が強くなったりと、日々の生活に支障がで始めますので、初期症状を自覚することが重要となります。

→うつ病の初期症状から精神症状・身体症状を詳しく知りたい人はこちらをご参考ください。

→うつ状態の対策・改善方法を知りたい方はこちらをこちらをご参考ください。

↓クリックよろしくお願いします^^
にほんブログ村 メンタルヘルスブログへ
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

関連コンテンツ