「夜になってもなかなか眠れない・・・」
眠れない夜に悩まれている方も多くいるのではないでしょうか。
眠れない原因は運動不足、不規則な生活など、人によって様々ではありますが、不安や心配事などで脳が興奮状態になっていることも原因の1つにあります。
そして、興奮状態を抑えるためには、寝る前にリラックス状態を作る必要があります。
リラックスした状態を作る方法は様々ありますが、アロマバスはその1つの方法となります。そして、アロマバスは簡単にできる入眠対策としてよく使われます。
そこで、本記事ではアロマバスの効果と使い方について調べたことをまとめていきたいと思います。
眠れない夜にお困りの方は、ぜひご参考ください^^
目次
アロマバスの効果は?
アロマバスは心身にリラックスを与えてくれるので、日頃から溜まっているストレスを緩和してくれ、安眠に役立つと言われております。
もともとお風呂に入ることで眠りにつきやすくなりますが、そのお風呂にアルマの香りを合わせると相乗効果を期待することができます。
たとえば、精神的ストレスや不安、心配事を抱えている時、アロマバスに入浴すると、ストレスで張り詰めた神経を癒してリラックス状態を作ることができ、自然な眠りにつきやすくなります。
もう少し詳しく言うと、寝る時は自律神経の副交感神経が優位に立つのですが、不安や心配などで頭が働くと交感神経が優位に働き、その結果脳が興奮状態になります。そういった状態では、眠ろうと思っても眠れません。しかし、アロマバスでリラックス状態を作ることで副交感神経が優位に働いて安眠へ導かれます。
そして、精油(エッセンシャルオイル)の成分は、鼻だけでなく肌からも吸収できるので、高い鎮静作用があります。
また、アロマの種類によっては美容効果があるものもあり、プラスαの効果も期待することができるでしょう。
ここで、アロマバスの効果をまとめます。
・リラックス効果(安眠につながる)
・癒し効果
・美容効果
アロマバスは簡単にできる!?
お湯をはったバスタブに、精油(エッセンシャルオイル)を3〜5滴ほど入れてよくかき混ぜるとアロマバスの完成です。
とても簡単ですね^^
他にも、お湯を張っ洗面器に2滴ほど入れて、手浴、足浴を楽しんだり、タオルにエッセンシャルオイルを混ぜたお湯を染み込ませて、お湯に浸かりながらそのタオルを顔に乗せてリラックス効果を高めることもできます。
どんな香りを選べば良い?
すべての精油(エッセンシャルオイル)が安眠に役立つわけではありません。精油の種類によっては、眠りが浅くなったり、寝つきを悪くなったりと睡眠の妨げになるものもあります。
実際にどういった香りを選べばいいかというと、安眠効果の高い代表的な香りはラベンダーの香りです。ラベンダーには「酢酸リナリル」という芳香成分が含まれており、酢酸リナリルには優れたリラックス作用があります。そして、精神的ストレス、不安、緊張を取り除いて、安眠へと導いてくれます。
ラベンダーの他にも、「クラリセージ」「ベルガモット」「ローマンカモミール」「バーベナ」なども快眠に役立つと言われております。
アロマバスはぬるめのお湯で
精油の成分は、熱いお湯よりもぬるめのお湯(38〜40度)の方が、身体に取り込まれやすいと言われております。
特に、リラックスしたい場合や冷え性の体を温めたいときは、エッセンシャルオイルの香りを深く吸い込みながら、38度前後のお湯に時間をかけて浸かると良いでしょう。
アロマバスの注意点
精油は入れすぎないこと
一般的な家庭のお風呂の大きさであれば、精油の量は3〜5滴で十分です。
たくさん入れすぎると、体調が悪くなってしまったり、肌への刺激が強くなって赤くなったり、ヒリヒリしてしまうこともあります。
また、鎮静作用があるエッセンシャルオイルをたくさん入れてしまうと、覚醒効果が出ることもあるので注意が必要です。
お湯はしっかりかき混ぜること
エッセンシャルオイルはお湯に溶けません。なので、オイルを入れた後は、全体に行き渡るようしっかりと混ぜることが大切です。また、入浴中でもたまにお湯をかき混ぜるようにすると良いでしょう。
3歳未満の乳幼児はアロマバスを使用しないこと
肌がデリケートな3歳未満の乳幼児をアロマバスに入れないようにしてください。また、3歳以上の子供でも、身体が赤くなったり、ヒリヒリしたりする場合は、アロマバスに入れるのを止めるようにしましょう。
まとめ
ここまで、アロマバスの効果とやり方についてまとめましたが、いかがだったでしょうか。
アロマバスにはリラックス効果や癒し効果、眠りを深くしたり、寝つきを良くするような安眠効果もあります。そして、アロマバスは、簡単かつ効果が高い方法であり、気軽に試すことができます。
眠れない夜に困っている方は、早速、明日からアロマバスを始めて、安眠生活を手に入れましょう!