「喉が痛くなる」「風邪をひいてしまう」「消費電力が少ない」「扇風機は体に優しそう」といった理由から冷房を使わず、扇風機を使って寝る人も少なくないと思います。
特に女性は、冷房が苦手で扇風機を使っている人も多いのではないでしょうか。
扇風機と冷房のどちらが優れているとは一概には言えませんが、一見、健康的に思える扇風機も使い方によっては健康に悪影響を及ぼす場合があります。もしかすると、寝ているうちに体へ負担がかかっていることも・・・。
そこで、本記事では睡眠のための扇風機の使い方についてまとめていきたいと思います。
・睡眠時に冷房を使いたくない人
・寝る時の扇風機の正しい使い方を知りたい人
・扇風機で快眠・安眠を手に入れたい人
こういった方々は、ぜひ参考にしてみてください^^
目次
睡眠時における扇風機の使い方
寝る時に扇風機を正しく使えば、睡眠の質を高まり、快適な夏の夜を過ごすことができます。
しかし、使い方を間違えると、寝ている時の体温が下がらなくなったり、または体温が下がりすぎて、体調に悪影響を及ぼしたり、睡眠の質を下げてしまいます。
これを機会に、睡眠時における扇風機の使い方をマスターしましょう!
扇風機の向きは固定せず、首振り機能を必ず使用しよう!
扇風機の風が顔や体の一部分に当たっていると気持ち良いと感じる人もいるかもしれませんが、扇風機を使って寝る時は、首振り機能は使うようにしましょう。
風が当たると、人の体温は数度下がると言われており、体の一箇所だけに風が当たると、体が冷えすぎてしまい、眠りが浅くなったり、目覚めが悪くなったり、時には夜に痙攣が起こったりして、睡眠や体に悪影響を及ぼすことがあります。
また、扇風機を固定して、体の一点を集中して冷やすと、体が不均一な冷え方をして、全体の体温調節がうまく働かないことも。
なので、扇風機を使って寝る時は首振り機能を使うようにしましょう。
扇風機の風は直接身体に当てないようにしよう!
寝る時の扇風機の上手な使い方は「扇風機の風を直接身体に当てないこと」です。
具体的には、扇風機を足元に置き、扇風機の向きは身体の方ではなく壁の方に向けて、壁に当たった風を身体に当てるようにします。壁に当たって跳ね返ってくる風は、うちわでゆっくりと仰いだ風量です。そして、その風は身体を冷やしすぎず、暑すぎず、心地よいぐらいの風であり、深い眠りへと誘ってくれます。
また、事前準備として、タンスや扉の中に溜まっている熱気を扇風機の首振りモードで追い出します。それから冷房をつけて、ちょうど涼しくなってくる温度まで部屋の中を冷やしたら、足元に扇風機を置き、壁に風を当てるようにして眠るとより効果的です。
扇風機はつけっぱなしにしないようにしよう!
扇風機の風を身体に直接当ててないとはいっても、扇風機をつけっぱなしにして寝るのはあまり良くありません。
扇風機がつけっぱなしで寝てしまうと、寝汗の蒸発が盛んに起こり、体温が大きく奪われてしまいます。そうなると、体調が崩したり、寝起きが悪くなったりなど、体や睡眠に悪影響が及ぼぶこともあります。
なので、寝る時に扇風機を使う場合は、つけっぱなしにするのではなく、タイマー機能を上手に使う必要があります。
寝付いてから3時間は扇風機が回るようにセットして、電源が切れた後にもう一度スイッチを入れられる扇風機であれば、目覚めの1時間前に扇風機のスイッチが再び入るようセットすることで、目覚めがよくなり、睡眠の質も高めることができます。
まとめ
今回は、睡眠のための扇風機の使い方についてまとめましたが、いかがだったでしょうか。
扇風機の使い方によっては、睡眠に悪影響を及ぼすこともあり、使い方には気をつける必要があります。
しかし、正しい使い方をすれば、睡眠の質を高めることができ、寝苦しい夏の夜を快適なものにすることができます。
本記事で書いたことをぜひ参考にして頂き、扇風機を使って快眠・安眠を手に入れましょう!