睡眠の質を高める方法の1つとして、「運動」が挙げられます。
運動をすることによって、寝つきが良くなったり、眠りが深くなったりと、不眠の改善することができますが、ただ単に運動をするのでは効果が薄く、間違った運動習慣をつけてしまうと、睡眠の妨げになってしまうことも。
そこで、本記事では睡眠の質を高めることができる運動時間と時間帯をご紹介したいと思います。
また、以下の記事では睡眠に効果的な運動とNGな運動習慣を紹介しておりますので、ぜひ合わせてご覧ください^^
睡眠に効果的な運動時間は30〜60分
運動によって睡眠の質を高めるためには、体を疲れさせる必要があり、運動時間が短すぎると体が疲れを感じないため、あまり効果がありません。
かといって、長時間運動をしてしまうと体に疲労が溜まり、睡眠で疲れが取れなかったり、身体的ストレスで睡眠の質が低下してしまうこともあります。
適度に体を疲れさせることにより睡眠の質が向上するので、運動時間は30分〜60分程度が睡眠に効果的です。
ただ、人によって運動時間と疲労度はそれぞれなので、必ず30分以上しなければならないというわけではありません。
また、普段運動しない人がいきなり60分運動をしようとすると、運動するのが億劫になってしまい、運動する習慣がつきにくくなります。
継続して運動を行ってはじめて、安定した深い眠りが得られるので、いきなり無理な運動をして、すぐに運動を止めてしまうと意味がありません。
なので、始めは20〜30分程度の軽い運動(ウォーキング、ジョギング)から行うようにして、体が慣れ始めたら徐々に時間を延ばしながら、体の疲労度を調節するようにすると良いでしょう。
夕方から夜にかけて運動をしよう!
人の体温は、起床前に一番低く、日中になると高くなって、夜になると低くなるというリズムで変動しております。そして、体温リズムに合わせて、夕方から夜に運動を行うことで、効果的に睡眠の質を高めることができます。
また、人の体は、体温が低下につれて眠たくなるメカニズムになっており、17時〜19時頃に運動をして体温を上げると、ちょうど眠る頃に上がった体温が下がってきて、スッと眠りにつきやすくなります。
ここで、注意が必要なのでは、寝る直前に運動をすると、体温が上がって脳が覚醒した状態で眠りにつくことになるので、眠りたくても眠れなくなったり、眠りが浅くなってしまう可能性があります。