ストレッチには安眠効果、肩こりの予防、ダイエット効果など、様々な健康効果があります。
しかし、ストレッチはいつやるのが効果的なのでしょうか?
ストレッチはやるタイミングによってもたらされる効果も多少ことなってくるので、ストレッチに何を求めているのか?、つまりストレッチの目的は何かをはっきりさせることが大切となります。
ダイエットのためにストレッチをしているのか、寝つきを良くするためにストレッチをしているのか、それともうつ病などの予防のためにやっているのか、ストレッチをやる目的は人によってそれぞれかと思います。
本記事では、入浴後、寝る前、寝起き、それぞれのタイミングのストレッチによって効率的に得られる効果についてご紹介しますが、この記事を読む前に自分のストレッチの目的をはっきりさせてから読んでいただけると幸いです!
入浴後のストレッチ
お風呂から上がった後だと、体の筋肉がほぐれ柔らかくなっているため、体を無理なく動かせてストレッチをするには最適なタイミングと言えます。
お風呂上がりは血行が良くなっております。ストレッチには血行促進の効果があるため、お風呂上りにストレッチをすることで、より効果的に血行を良くすることができます。
そして、効果的に血行が良くなるということで、代謝が良くなり脂肪燃焼効果が高まるので、体が痩せやすくなります。
つまり、入浴後のストレッチはダイエット効果が大きく期待できるといえるでしょう!
入浴後は、体がリラックスした状態になるので、気持ちを落ち着かせながらストレッチすることができます。
寝る前のストレッチ
寝る前に、スマホゲームをしたり、パソコンで動画を見たり、facebookなどのSNSを見た後、眠りにつく人も少なくないでしょう。
しかし、スマホやパソコンが発するブルーライトは脳を覚醒状態にするので、そういった習慣は睡眠に悪影響を与える場合があります。
寝る前のスマホやパソコンを操作する習慣が脱せない人におすすめなのが、寝る前のストレッチです。
寝る前にストレッチをすることで、体をリラックスさせることができるのはもちろん、精神的なリラックス状態も作り出すことができます。
質の高い睡眠で大切なことは、寝る前にいかに体と心をリラックス状態にするかということです。
つまり、寝る前にストレッチをして体と心をリラックスさせることで、効率的に入眠効果や安眠効果を得られます。
入浴後のストレッチよりもダイエット効果が低くなるかもしれませんが、寝る前のスマホやパソコン操作の代わりにストレッチをすることで、睡眠の質を高めることができるでしょう。
また、寝る前に気持ちを落ち着かせながらストレッチをすることで、精神的な安定を得ることができるので、寝る前に不安や緊張を感じやすい人、不眠症を伴ったうつ病の人に対しても効果が期待できます。
→寝る前のストレッチの健康効果について詳しく知りたい方はこちらへ
寝起きのストレッチ
寝ている間は体を動かさないので、朝起きた時、体が凝り固まった状態になりがちです。
寝起きにストレッチをすることで、凝り固まった筋肉をほぐして血流を良くすることができます。血流が良くなると脳に運ばれる酸素の量も増え、目覚めがスッキリします。
朝は1日の中で最も筋肉が固まった状態なので入浴後や寝る前のストレッチに比べると、血流の促進効果が薄くなりますが、目覚めをスッキリさせるのには効果的です。
快適な朝を迎えたい!朝を活動的に過ごしたい!という人には、朝のストレッチはおすすめです。
→寝起きのストレッチの健康効果について詳しく知りたい方はこちらへ
まとめ
本記事では、入浴後、寝る前、寝起き、それぞれのタイミングのストレッチによって効率的に得られる効果について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
自分がストレッチに何を求めているのか、何のためにストレッチをしようとしているのか、ということをしっかりと定めてからストレッチをすることで、より効率的にストレッチの効果を引き出せます。
ぜひ本記事を参考にしていただき、自分の目的に合わせてストレッチをするタイミングを考えてみてください^^