朝起きた時、
「まだこんな時間か、あと5分だけ・・・」
とついつい二度寝をしてしまって、気がついたら会社に遅刻しそうな時間になっていることはありませんか?
日々の仕事が忙しくて体や心にストレスが溜まっている人ほど、ギリギリの時間まで眠っていたいという気持ちで二度寝をしてしまうのではないでしょうか。
そして、たびたび会社に遅刻してしまいそうになって、遅刻の焦りから毎朝精神的な疲れを感じている人も少なくないと思います。
そこで、本記事では、会社に遅刻しそうになったり、遅刻してしまうことの改善を目的として、二度寝で寝坊しないための対策法をご紹介していきたいと思います。
目次
二度寝で寝坊しないための対策【寝る前】
寝る前に明日やることを整理しておく
これは意外に大切なことです。
朝、二度寝をしてしまう理由の中に「ギリギリまで会社に行きたくない」もしくは「会社に行きたくない」といった現実逃避の気持ちがあるのではないかと思います。
なぜそういった気持ちになるのでしょうか・・・
人によって色々な理由があるとは思いますが、その中に「今日何をするかわかっていない状態」に陥っていることが理由として挙げられます。今日は何すれば良いんだっけ?今日は何から始めれば良いんだっけ?というのは、精神的に重くのしかかってしまいます。
そうならないためには、寝る前もしくは、退社前に明日行う仕事をしっかりとまとめておくことです。
明日に行う仕事が整理されていれば、今日行う仕事が明確になっているので、寝起きに会社へ向かうのが億劫になったりすることが減るのではないかと思います。
寝る前に水を飲んでおく
寝る1時間ほど前から、多めの水を飲んでおくと、朝起きるタイミングでトイレに行きたくなります。いくら眠たくても、トイレのためなら起きるかと思います。そのことを利用して、寝る前に水を飲んでおくことで、二度寝を防ぐことができます。
また、睡眠中は体内の水分が奪われるので、寝る前に水を飲んでおくのは、健康面でも良いと言われております。
寝る前にスマホやパソコンの画面を見ないようにする
寝る前にスマホやパソコンが発するブルーライトを浴びると、頭が覚醒状態になって、寝付きが悪くなったり、眠りが浅くなってしまうことがあります。その結果、寝起きが悪くなったり、寝不足になって、ついつい二度寝をしてしまいます。
それを防ぐためには、寝る前にスマホやパソコンの操作をしないようにすることです。ただ、いきなり、寝る前にスマホやパソコンの操作をやめるのは辛いことだと思いますので、それに代わること(ストレッチや読書など)を見つけることから始めると良いでしょう。
大音量の目覚ましやスマホのアラームをセットする
最近の目覚まし時計の中には、「近所迷惑でしょ?」っていうくらいの大音量の目覚まし時計があります。それを利用することによって、朝飛び起きることができます(良いか悪いかは置いといて)。
また、スマホのアラームを余裕が持てる時間に2〜3回セットしておくことで、二度寝での寝坊を防ぐことができます。
私自身も大音量の目覚まし時計とスマホのアラームを併用して、朝の寝坊を防ぐようにしておりますが、正直、大音量の目覚ましだけでも十分起きれます(笑)
目覚まし時計とスマホは手の届かないところに置いておく
目覚まし時計やスマホをセットするのは良いですが、あまりに自分の手の届く範囲に置いておくと、起きた時すぐに消してからまた寝る・・・といったことにもなりかねません。
目覚まし時計やスマホは、基本的に起き上がらないと消すことができないところに置いておくのがベスト。
手の届かないところに置いておけば、目覚ましやアラームで起きた時、起き上がらざるおえなくなり、自然と目が覚めます。
加えて、スマホを手の届かないところに置くことで、寝る前のスマホ操作を防ぐこともできます。
二度寝で寝坊しないための対策【寝起き】
起床したらカーテンを開けるようにする
朝起きたら、カーテンを開けて、朝日を浴びるようにすると、目覚めが良くなります。
朝日を浴びることで、睡眠ホルモンと言われる「メラトニン」の分泌が抑制され、頭を覚醒状態に導くことができます。
また、起きてからすぐにメラトニンの分泌が抑えられることで、それから14〜16時間後に再びメラトニンの分泌が始まります。そうすると、夜に自然と眠たくなって、早寝早起きするようになり、体内時計を正常化することができます。
朝食を食べるようにする
忙しい毎日を送っている人ほど、「朝食を抜いて、その分多く寝たい」と思っている人も多いかと思います。
しかし、朝食を食べる習慣をつけることで、寝覚めが良くなったり、寝坊を未然に防ぐことができます。
朝食を食べるということは、いつも起きる時間よりも前の時間に起きないといけなくなるということであり、寝坊で遅刻しそうになることが少なくなります。
また、朝食で胃が活発に働き始めると、体と脳が「休憩モード」から「活動モード」へと切り替わり、だんだんと活動的になってきます。
朝にストレッチを行う
目覚まし時計を止めた後、朝日を浴びながらストレッチを行うと、より目覚めが良くなります。
ストレッチは、全身の血行を良くする効果があります。そうすると、脳へ送られる酸素量も多くなり、頭が覚醒状態へと向かいます。
眠気がなくなって頭がスッキリしてくると、二度寝したい気持ちなんていつの間にか消え失せています。
特に、朝起きた時、「体がだるい」「頭がぼーっとする」といった人ほど、全身のストレッチをすると良いでしょう。
朝活を利用する
朝に何かしらの予定を入れておくだけでも、二度寝で寝坊してしまうのを改善することができます。
「朝に勉強をする」「朝に運動をする」といった自分一人で完結する予定でも良いのですが、朝に弱い人ほど、「別にやらなくてもいっか・・・」といった気持ちになってしまい、二度寝や寝坊を防ぎきれません。
そういった人におすすめなのが、他の人との交流がある「朝活」です。
他の人が関わっている「朝活」であれば、「ドタキャンしてしまうのは迷惑がかかるかも・・・」といった責任から、ついつい二度寝してしまうのを防ぐことができます。
朝活に行く前は、「行くの面倒だな・・・」と感じるかもしれませんが、行ってみると意外に他の人と一緒に活動的な朝を送れて、スッキリとした気持ちで会社に行くことができるかも?
まとめ
本記事では、二度寝で寝坊しないための対策法をご紹介しましたが、ピンときた対策はありましたでしょうか。
いきなり全部の対策を行うのは無理があり、対策の中には自分に合うものもあれば、合わないものもあるかと思います。
少しでも「この対策は使えるかも!?」と思ったものがあれば、まずはその対策から気軽に試してみると良いかもしれません^^
心地よい二度寝の誘惑に負けず、会社にギリギリ遅刻するかしないかという日々から抜け出しましょう!