朝、二度寝をしている時、ハッと怖い夢で目覚めてしまうことはないでしょうか。
二度寝の時に夢を見やすい理由で書いた通り、二度寝をしている時はレム睡眠(浅い眠り)で体は眠っているけど脳は起きている状態になりやすいため、夢を見やすくなります。
しかし、せっかく二度寝の前まで良い夢を見ていたのに、二度寝をした途端悪い夢に変わってしまう・・・といったように、二度寝で悪い夢や怖い夢を見ることが多い方もおられるかと思います。
そこで、本記事では二度寝の時に悪い夢を見る理由について調べたことをまとめたいと思います。
目次
二度寝の時に悪い夢や怖い夢を見る7つの理由
日頃からストレスが溜まっている
二度寝の時に悪い夢を見る大きな理由の1つに、精神的なストレスが挙げられます。
日頃から仕事でストレスを感じている人はもちろん、受験、就職、転職、退職、転勤、離婚など、人生の分岐点となる出来事ではストレスの度合いも大きくなるので、その分精神的な負担も大きいです。
脳が眠っている状態であれば、そういったストレスになっていることを考えることもないですが、二度寝の時はどうしても浅い眠り(レム睡眠)になってしまいがちなので、ストレスになっていることをそのまま夢にまで引きずってしまう傾向にあります。
また、自分が気付いていない漠然とした不安や緊張を感じている時も、心理的に不安定な状態なので悪い夢や怖い夢を見やすくなってしまいます。
睡眠環境が悪い
夢は、眠っている間に現実で起こっていること(外部からの刺激)を夢に変えることがあります。
特に、二度寝は浅い眠り(レム睡眠)になりやすく、外部からの刺激を受けやすいので、睡眠環境が悪いと悪い夢を見やすくなってしまうということです。
たとえば、布団が狭かったりして、寝返りが打てない状態で苦しくなると、その息苦しさがそのまま夢(溺れて苦しむ夢など)として現れることがあります。他にも寝室が熱いと、熱湯の中に落とされる夢を見てしまうなんてことも。
ホルモンバランスの変化
急激にホルモンバランスの変化と同時に、体調が大きく変化することによって、悪い夢や怖い夢を見ることがあります。
特に、思春期や妊娠中の女性は、大きくホルモンバランスが変化して不安やイライラしやすくなります。そして、その不安やイライラがそのまま夢に反映されてしまうことがあります。
体調不良による影響
体調不良の影響で、二度寝の時に悪い夢を見てしまうことがあります。
たとえば、風邪や花粉症で鼻がつまって息苦しい時に、溺れて苦しい夢や首を絞められて苦しい夢などを見ることがあります。
また、体調不良の苦しさで眠りが浅くなってしまうと、その分夢も見やすくなります。もし、悪い夢を見て、なおかつ体にだるさを感じるのであれば、体調不良の可能性もありますので注意しましょう。
心の葛藤
「寝たいけど起きなきゃ・・・」
二度寝というのは非常に気持ち良いですが、頭の中で「起きなきゃいけない」思いと「寝たい」思いを持ちながら、寝ることが多くあると思います。
こういった心の葛藤を抱えながら寝ると、マイナスの感情が強くなったり、知らず知らずのうちに心身に負担がかかって悪い夢を見やすくなることがあります。
お酒の飲み過ぎ
「寝る前にちょっとだけ・・・」と寝酒をする人も多くおられると思います。
アルコールは悪い夢を引き起こす原因と言われております。
アルコールには、体温の調節機能を麻痺させたり、心拍数を上げる作用があるため、その結果眠りが浅くなり夢を見やすい状態になります。そして、お酒を飲みすぎると、脳が混乱して悪い夢や怖い夢を引き起こしてしまうことがあります。
生活習慣の乱れ
生活習慣の乱れで、睡眠の質が下がって悪い夢や怖い夢を見やすくなることがあります。
たとえば、
・不規則な起床時間や就寝時間
・寝る前の食事
・栄養バランスが偏った食生活
・睡眠不足
・寝る前のスマホやパソコン操作
などの不規則な生活が悪夢の原因になっている可能性があります。
まとめ
本記事では、二度寝で悪い夢 や怖い夢を見る理由についてまとめましたが、いかがだったでしょうか。
二度寝は気持ち良く、幸せな気分になれる一方で、悪い夢を見てしまうことも多々あります。
今回取り上げた理由の中で、自分に当てはまった点があった方は、その原因の改善を試みると良いでしょう。
悪い夢を見てしまう苦しい二度寝を気持ち良い二度寝に変えて「夢見心地」を楽しみましょう!