知られざる森林浴の4つの効果|ストレスを解消して体と心の健康に!

一面に緑が覆って、木々や土の香り、小川の音や小鳥のさえずりなどを五感で感じながら楽しめる森林浴。

以前までは、森の不思議な力で私たちの体や心を癒すと感覚的に語られていましたが、今では、森林浴の効果は医学的・科学的にも検証されており、森林浴は体と心の健康維持、増進、病気の予防などに役立つと言われております。

本記事では、森林浴の効果について調べたことをまとめていきたいと思います。

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森林浴の4つの効果

ストレスの軽減

森林浴によって、「ストレスホルモン」と呼ばれる「コルチゾール」が減少することが確認されております。

コルチゾールは、ストレスを感じるような場面で多く分泌される副腎皮質ホルモンの一種です。主に、血糖値や血圧を調整したり、胃酸の分泌を促す役割を持っており、長期的にコルチゾールが高い状態が続くと、うつ病や自律神経失調症などの精神疾患につながると考えられております。

つまり、コルチゾールの量はストレスの強さを表すということです。

実際、森の中で歩いてコルチゾールの量が低下したという研究報告があり、森林の色を視覚で感じて、自然に触れることでリラックス作用が働いていると考えられます。

そして、ストレスの軽減によって、「緊張」「うつ」「怒り」「不安」「疲労」などの改善が期待できます。

血圧・血糖の改善

繰り返しになりますが、森林浴ではストレスホルモンのコルチゾールの量が低下します。

ストレスを受け続けてコルチゾールの量が増えると高血圧や糖尿病になる恐れがありますが、森林浴でコルチゾールの量を低下させることで、血圧や血糖値を下げることができます。

森林浴は、心をリラックスさせて精神的な健康をもたらすだけでなく、血圧や血糖値の調節して体も健康してくれるというわけですね。

交感神経の抑制と副交感神経の活性化(リラックス効果)

森林浴では、「視覚」「聴覚」「嗅覚」などの五感を通じてリラックス効果が得られます。

緑色は鎮静作用がある色と言われており、森林の緑に囲まれることで心身を落ち着かせることができます。

聴覚では、小川の音や小鳥のさえずりなどの自然音によって「癒し」が得られます。

そして、嗅覚では、木・森の香りに含まれる「フィトンチッド」というリラックス効果のがある物質によって心身を落ち着かせます。

このように森林浴にリラックス効果があるのは、五感を通じて自然を感じることで自律神経の交感神経を抑制し、副交感神経の働きが高められるからだと考えられます。

ヒーリング音楽やアロマなどで、自然の音や匂いが使われるのはこういった理由があるわけです。

自律神経の調節されることで、「活気」「活力」などの意欲やエネルギーの回復が期待できるでしょう。

抗がんタンパク質の増加

森林浴は、NK(ナチュラルキラー)細胞の活性化させるとも言われております。NK細胞は免疫細胞の一種であり、NK細胞内には抗がんタンパク質が含まれております。

実際、森林浴でNK細胞が活性化するという検証報告もあり、医学的にもその成果が認められているそうです。

そして、森林浴でNK細胞が活性化して抗がんタンパク質が増加することにより、免疫機能への効果(体質改善やリハビリテーション効果)が期待できるでしょう。

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