突然ですが、みなさんはどういった時に笑いますか?
誰かが面白いことを言った時でしょうか?
バラエティー番組を見ている時でしょうか?
上司やお客さんに気を遣っている時でしょうか?
恐怖や緊張を感じている時でしょうか?
おそらく、様々な場面・状況に応じて、意識的もしくは無意識的に笑いを使い分けているのではないでしょうか。
前回まで笑いの効果をまとめてきましたが、たとえ作り笑いだとしても笑いの効果が十分得られることを知りました。そこで、笑いにはどういった種類があるか気になったので、笑いの種類について調べたことをまとめたいと思います。
目次
そもそも「笑い」とは?
そもそも、「笑い」とは何なのでしょうか?
初めに「笑い」の認識を合わせるために、笑いの定義を定めておきたいと思います。
笑い(わらい)とは、楽しかったり、嬉しかったりなどを表現する感情表出行動の一つ。
全く自発的な場合もあるが、他人の行動に対して、「笑う」という表現を通して、自分の意思を伝えることにも使われる。周りにつられて笑うというような現象もあるが、公式の場や話題によっては失礼・不謹慎とされることも多い。
(Wikipediaより)
笑いの種類
今回は、以下の記事を参考にして、笑いの種類について考えていきます。
http://www.hatosan.com/g/warai.htm
http://www.makuro.co.jp/warai4.html
楽しい時に現れる「愉快な笑い」
愉快な笑いというのは以下のような場面で出る笑いだと考えられます。
・友達話していて、楽しく感じる時
・クイズやパズルが解けて満足した時
・欲しかったものを買えた時
・バラエティ番組を見て面白く感じた時
・美味しいものを食べた時
・プログラムのバグの原因がわかった時
挙げていくとキリがないので、ここらへんで止めましょう。
つまり、愉快な笑いは、満たされた時や楽しく感じている時に出る笑いだということです。
コミュニケーションツールとして使う「社交の笑い」
社交の笑いというのは、主に挨拶をする時やお礼を言う時などに出る笑いのことです。仕事や人間関係を円滑にするためのツールとしての笑いといってもいいでしょう。
いつもムスっとしている人よりもいつもニコニコしている人の方が話しかけやすいですし、安心感がありますよね^^
実際、笑顔が無条件に印象が良くなるということは、科学的に証明されているそうです。
面白くない時に出る「苦笑い」
・面白くないジョークやギャグを言われた時
・気まずい雰囲気の時
・相手が何を言っているかわからない時
など、面白くなかったり、戸惑った時などに出る笑いが苦笑いです。
苦笑いは精神的によくなく、恐怖を感じた時にも出るそうです。
その場の雰囲気を保つための「作り笑い」
「社交の笑い」とも似ておりますが、「作り笑い」は相手に安心させたり、愉快な気持ちをさせるために、使われる笑いです。
作り笑いが自然な人は、人を寄せ付けるイメージがあるかと思いますが、相手に笑顔を見せたり、相手の言ったことに対して笑うというのは、良い雰囲気がもたらされますよね。
作り笑いは打算的な笑いと思う人もおるかと思いますが、作り笑いをしていくうちに自然と相手の言動や行動に対して、心の底から喜びや楽しさを感じるようになって、愉快な笑いにかわっていくことがあります。
また、作り笑いでも、笑いがもたらす効果は発揮されると言われております。
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本能的に出る「極限状態の笑い」
とても緊張した時に笑いが出ることはありませんか?
「極限状態の笑い」というのは、極度の緊張状態やストレス状態に陥った時、自己を守るために本能的にでる笑いです。
映画やドラマ、アニメの中で死の局面におかれた人が笑うシーンは、この「極限の笑い」に当てはまるでしょう。
また、たまに怒られている時に笑っている人がいますが、それも恐怖や不安を感じて、ストレス状態から逃れるために体が「笑い」という行為を選択していると考えられます。