子供に勉強を教えることが好きな人、人前にたつことが好きな人にぴったりな塾講師の仕事。
学生時代、時給が良いこともあり、アルバイトで塾講師をやっていた人も多くおられるのではないかと思います。
塾講師(正社員)は、子供の成長を目の当たりにすることができる喜び、教えることにやりがいを感じたり、そして、子供と一緒に自分自身も成長していることを実感できる仕事です。
その一方で、塾講師ならではの大変さ、辛いことも様々あり、。先生の中には、激務に耐えられず、精神的に病んで辞めていく方も少なからずおります。
今回は、塾講師の大変さ、辛いこと、そしてストレスに感じることについてまとめていきたいと思います。
塾講師に興味を持っている方、塾講師を目指している方は、ぜひ参考にしてみてください^^
休日が少ない
塾講師は、基本的に月曜日~土曜日が出勤となります。しかし、日曜日でも模試や急な呼び出されたり、夏期講習、冬期講習に入ると、教材作りなどの準備で忙しくなることから、自然と休日出勤も多くなり、中々休みをとることができない先生も少なくはありません。
激務の割には給料がそこまで高くない
塾講師の方は多忙です。保護者懇談、休日の特別講座、教材・カリキュラム作り、教室の掲示物作り、外部研修、その他事務作業など、塾講師の仕事には授業以外にも多く仕事があります。
また、始業時間も遅いことから、仕事がなかなか終わらず、日をまたいで深夜まで仕事をしている先生も少なくはありません。
このように多忙な塾講師ではありますが、給料はそこまで高くはなく、塾によっては、休日手当てがないところ、サービス残業が多いところもあります。そして、多忙さ、給料の低さに対して不満を持ち、転職をする方もおられるようです。
実力主義
塾講師はシビアな世界でもあります。
塾講師の仕事は、教師とは違い、子供の学力を向上させることがメインの仕事となり、その分テストの点数や成績の数字に厳しく、評価は子供の成績やテストの点数に直結します。
つまり、塾講師の仕事は、自分の教える能力や営業能力などの自分の力次第で評価が変わりやすく、実力主義の世界であるともいえます。
成果が出ればでるほど、給料がアップし、そうでない場合は何の評価も得られないこともあります。
実力主義の方がモチベーションが高く保てるという人には、良いかもしれませんが、自分の実力に自身が持てないという人には辛い環境ではないかと思います。
生徒の募集・勧誘活動(営業活動)
塾は、教育業であることからあまり営利目的でやっていないイメージをお持ちの方もおられるとは思いますが、塾も民間企業と同じく営利を目的とした法人です(NPO法人で非営利目的でやっている塾もあります)。生徒が集まらなければ塾も潰れてしまいます。そういったことから、塾講師は、生徒の勧誘・募集活動もしなければなりません。
塾の中では、ノルマが厳しいところであったり、最低人数を集めることができないとボーナスが削られてしまうところもあるだとか・・・
塾講師は教育だけが仕事というわけでなく、子供の教育に熱い思いを持って塾講師になった方にとっては、営業活動が大変に感じたり、仕事が嫌になってしまうこともあるのではないでしょうか。
まとめ
今回、塾講師の大変さ、辛いところについて考えてきましたが、いかがだったでしょうか。
塾講師だけが感じることができる喜びややりがいがある一方で、塾講師だけの大変さ、辛いことがあります。
ただ、ここに書いたことが必ずしも皆が大変に感じることではなく、実力主義の方がモチベーションが上がる、営業活動が楽しく感じるなど、感じ方や捉え方は人それぞれです。
塾講師に興味を持っている方、塾講師を目指している方の中で、もし、この記事を見てモチベーションが下がったという方は、以下の記事も参考にしてみて、塾講師の良い面についても考えてみると良いかもしれません◎