介護士の仕事は、「キツイ」「辛い」「汚い」「薄給」など、悪いイメージを持っている人が多くおられると思います。
確かに介護士の仕事は、3Kの仕事と言われるたけあって、身体的・精神的にもハードな仕事です。しかし、多くの人が辛いと思いながらも介護士を続けており、そういった人達は、辛さを乗り越えられるだけのやりがいを感じながら仕事をしております。また、介護士の仕事にも魅力やいいところもあり、介護士の仕事はデメリットなことばかりではありません。
そこで、今回は介護士の仕事のやりがいと魅力についてまとめます。
・介護・福祉業界に興味がある人
・介護士の仕事に興味がある人
・介護士を目指して勉強をしている人
・介護士の仕事のモチベーションが維持できなくなってきた人
このような方々は、ぜひ参考にしてみてください^^
介護士の仕事の4つのやりがいと魅力
介護士の仕事は、身体的・精神的にも大変なことが多いため、体を壊したり、精神的に病んでしまう方も少なくありません。
それだけに、介護士の仕事にやりがいを感じられることが何よりも大切となってきます。やりがいを感じることで、仕事へのモチベーションを維持することもできますし、毎日の仕事が楽しくなってくるものです。
介護士の仕事では、何に対してやりがいに感じることができ、どんな魅力があるのでしょうか・・・
利用者の体と心を支える仕事
介護士の仕事は、まさに人のために働く喜びを感じることができる仕事です。
利用者の中には、高齢者、身体が不自由な人、精神的な障害を抱えている人など様々な人がおり、介護士は、それぞれの人に応じた臨機応変な介護をする必要があります。
介護士は、身体介護、生活援助などの身体面のサポートを行うことで利用者の体の支えとなります。また、施設生活において悩みや不安を抱えている利用者もいるので、そういった人たちの相談に乗ったり、助言をすることで利用者の心の支えにもなります。
このように、介護士は困難を抱えている人達の体と心の支えになることができる仕事であるため、人の役に立っていると実感が感じることができ、それは大きなやりがいと喜びになります。
多くの出会いと別れ
利用者の中には、手間のかかる人もいれば、思いやりが強く優しい人も多くおります。
手間のかかる人でも、ずっと介護をしていくうちに、色々と話をしてくれたり、悩みを打ち明けてくれたりして、いつの間にか仲良くなっていることも多々あります。
介護士の仕事では、様々な人と出会い、接する機会があり、その人達から多くのことを学べます。
反対に、多くの人と出会えるだけ、別れの場に立ち会うこともよくあります。
今まで精一杯お世話をしてきた利用者が最後を迎える時は、やはり悲しいものです。しかし、利用者の死から学べることも多くあります。「もっと自分にできることなかったのか」「幸せな最後を迎えるためにはどうすればよいか」「今、施設にいる人達をもっと大切にしなければならない」といったように、利用者の死と直面することは、自分自身の成長にもつながります。
利用者からの「ありがとう」
介護士は、利用者やその家族から感謝されることが多いです。
利用者やその家族から「いつもありがとうございます」という言葉をかけてもらうこともあり、それは日々の業務の励みとなり、仕事のやりがいへとつながります。
また、自分達が計画したレクリエーションなどで利用者の笑顔が見れると嬉しくなり、「これからもがんばっていこう」とモチベーションが上がることもあります。
このような利用者の感謝の言葉や笑顔は、介護士のやりがいの根底にあるものであるといえます。
将来性が高い!?
高齢化社会が進む日本では、介護業界の注目が高まっており、介護士の社会的な需要も大きくなりつつあります。加えて、介護士の仕事は人の命に関わる仕事であり、なおかつ人間の手でなければできないことが多くあるため、機械化がされるのは当分先の話であると考えられます。そのことから、介護士は、まだまだ将来性がある仕事であるといえるのではないでしょうか。
また、介護士は離職率の高い職業であることから、常に人手不足の施設もめずらしくありません。そのため、介護士は転職に困ることはなく、安定的に働き続けられる職業であるといえるでしょう。
まとめ
今回は、介護士の仕事のやりがいと魅力についてまとめましたが、いかがだったでしょうか。
介護士の仕事では、苦労や大変なことが多いのは確かでありますが、その分、やりがいや魅力も多くある仕事です。
そして何より、介護士の辛いことを乗り越えていくためには「誰かの役に立ちたい」という強い思いが大切になってくるのではないでしょうか。
最後に、介護士について「もっと知りたい!」という方は、仕事の理解を深めるために、以下の記事もぜひ参考にしてみてください^^