うつを治すためには休養が重要となってきますが、順調に回復してくれば次第に外へ出る元気も出てきて、リフレッシュがてら旅行にでも行きたくなりますよね。
ただ、回復期をむかえているとはいえ、うつを悪化させるのは避けたいですし、どこに行こうか迷うところ。
そこで本記事では、うつの回復期に行きたい旅行先の選び方をお届けします♩
基本的には、自分の行きたいところに行こう!
以前、メンタルヘルス科の先生にうつ病の時の旅行先について聞いたところ、うつ病の時に行く旅行先には特に制限はないようです。制限がないというのは、基本的に自分の行きたいところに行って良いとも捉えられます。
もし、北海道に行きたければ北海道へ、沖縄に行きたければ沖縄へ、海外旅行に行きたければ海外へ、旅行先には特に縛りはありません。
なので、行きたいところがある程度決まっているのであれば、正直、ここから先は見る必要はないかもしれません。
ただし、旅行に行く意図としては、回復期にある心をさらにリフレッシュさせるためであるので、なるべく行かない方が良いところがあるのも確かでしょう。
そこで、続いて旅行先の選び方について見てみましょう。
旅行先の選び方
まだ旅行先が決まっていなかったり、旅行先で症状が悪化しないか心配な場合、旅行先選びに迷いますよね。
旅行先を間違えて、症状がぶり返されては下の子もありませんし、できれば心身が完全にリフレッシュされる場所を選びたいところ。
そこで、ここでは旅行先の3つの選び方をご紹介します。
刺激が少ない場所を選ぼう!
まず、刺激がある場所はなるべく避けるようにしましょう。
刺激があるところというのは、ストレスを感じやすい場所のことを指します。
たとえば、身の危険がある治安の悪い国や地域、人や建物でごちゃごちゃしている大都市では、気持ちをゆっくり休ませようにも休めさせることができないですよね。
ただでさえ、旅行自体に多少のストレスがあるのに、旅行先がストレスがかかりやすい場所を選んでしまうと、精神的な負荷も大きくなってしまいます。
できれば、自然に恵まれていて周りに刺激があるものが少ないところを選ぶ方が精神的な負担が少なく、ゆっくりと気持ちをリフレッシュさせられるでしょう。
何も考えなくて済む場所を選ぼう!
この先、自分はどうなっていくんだろう…
明るい未来はあるのだろうか…自分なんて…
うつになった時は色々とマイナスなことを考えてしまいますよね。しかも、考えれば考えるほど考えるのが嫌になって、嫌だけどまた考えてしまって…といったような負の思考の連鎖にはまってしまいがち。
そこで、提案したいのが何も考えなくて済む場所に足を運んでみることです。
何も考えなくて済む場所というのは、たとえば自分がまだ見たこともない新鮮な場所であったり、普段の生活では決して見ることのできない景色が見れる場所など、現実から少し離れられる場所が良いでしょう。
簡単に言うと、現実逃避できる場所です^^
北よりも南へ!
実は、寒い気候はうつを悪化させやすく、それには日照時間が関係していると言われております。いわゆる、冬季うつ病というやつです。実際、アメリカのシアトルやロシア、フィンランドなどの日照時間が短い北の地域はうつ病の発症率が高いというデータもあるようです。
国内であればあまり意識する必要はありませんが、もし海外旅行を考えている場合は北よりも南の旅行先を検討してみてはいかがでしょうか。