運動でウォーミングアップをするのと同様に、断食(ファスティング)を行う際にも体を慣らしておくことも重要のようです。
前日にしっかりと本断食(本番)の準備をしておくことで、ストレスなく断食を乗り越えやすくなるのはもちろん、断食の効果を最大限に引き出すことにつながるそうです。
そこで、本記事では断食前日の行動や食事(朝食、昼食、夕食)のポイントについて調べたことをまとめます。
目次
断食前日の過ごし方
食事はどのようにすれば良い?
断食前日は、次の日の本断食に向けて体を慣れさせておく必要があるようです。
肩慣らしをしていない状態からいきなり全力投球をしようとすると肩を壊しやすいのと同じですね。
食事は朝昼晩、次のようなことを意識して食事をすると良いそうです。
①朝食
朝食は、高脂質のものを避けて、普段食べる量の7、8割ぐらいに抑えるようにした方が良いらしいです。
もし、普段ベーコンやウィンナー、バターをつけたパンなどを食べる習慣がある人はフルーツや生野菜など、消化の良いものに変える方が良いですね。
②昼食
朝食と同様に、昼食もいつもの7、8割程度でセーブしましょう。
仕事先で外食をする人であれば、肉類は避けるようにして、うどんやそばといった胃に優しいものを選ぶと良さそうですね。
また、昼食は早食いをしがちではありますが、早食いをしてしまうと消化が悪くなって次の日の本断食の効果が薄れてしまう場合があるので、しっかりとよく噛みながら食べた方が良いようです。
③夕食
断食前日の食事で一番気になるのが夕食ではないでしょうか。
夕食は、朝食、昼食と違って、普段の5~6割程度に抑えるようにするのがポイントです。
また、次の日の消化のことも考えて、寝る3時間前までには夕食を済ませるようにして、アルコールも控えるようにした方が良さそうですね。
そして、本断食の効果を高めるために、水分をたっぷり摂って置くことも大切です。
寝不足は断食に影響がある!?
断食前日は、最低6時間以上の睡眠をしっかりと取るようにした方が良いそうです。
寝不足で断食に入ってしまうと、体力的な面が心配なのはもちろん、断食の精神的なストレスを感じてしまいます。
→寝つきが悪い方はこちらを参考にして寝不足対策を行うと良いかもしれません。
→眠りが浅い方はこちらを参考にして寝不足対策を行うと良いかもしれません。
激しい運動は控えた方が良い!?
断食前日は、身体が省エネモードに入り出してきているので、なるべく激しい運動は控えた方がよさそうですね。
もし運動をするのであれば、ウォーキングやストレッチ程度に抑えるようにしましょう。
長風呂や熱いお風呂はやめた方が良い!?
運動と同様に、省エネモードの状態で熱いお風呂や長風呂をしてしまうのは、身体に負担がかかってしまいます。
断食前日のお風呂は、ぬるめのお湯で入浴時間を短くして入るようにする方が良さそうです(もちろん半身浴はOK)。
また、お風呂に入ると汗をかきますので、次の日の本断食に備えて、入浴後は水分をしっかりと補給するようにしましょう。