「夜、なかなか眠れなくて辛い・・・」
最近では眠れない夜に悩む人も増えております。その中でも特に、寝つきに関する悩みを持っている方が多いのではないかと思います。寝ようと思えば思うほど、気持ちだけが焦って、眠りから遠ざかって気付いたら数時間経っていた・・・といったこともよくあるのではないでしょうか。
眠れない夜が続くと、次第に「倦怠感」「疲労感」を強く感じるようになったり、「集中力の低下」「注意力の低下」を引き起こすことがあります。
そうならないためにも、本記事では眠れない原因について紹介したいと思います。
眠れない夜にお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください^^
目次
夜、眠れない7つの原因
皆さんは、なぜ自分がなかなか眠れないかわかっていますでしょうか?
眠れない原因は人によって様々ですが、複数の原因が絡み合って眠りを妨げている可能性があります。
これから、眠れない原因を7つ紹介していきますので、それを参考にして、自分に思い当たる原因があれば1つずつ取り除いていきましょう!
原因1:不安や心配事
不安や心配事があると、ベッドや布団の中でどうしてもそのことを考えてしまいます。頭の中で色々と考えると、心身もリラックスした状態になれず、頭のスイッチが思考モードから睡眠モードに切り替えることができません。
心身をリラックスした状態にするためには、自律神経の「副交感神経」を優位に立たす必要がありますが、不安や心配事があるとアドレナリンが多く分泌され、「交感神経」が優位に働き、脳が興奮状態になってしまいます。
原因2:精神的ストレス
不安や心配事の他に、精神的なストレスを抱えている時も眠れない場合があります。
家庭や仕事のことでストレスを感じていたり、人間関係がうまくいってなかったり、生活環境が変わったなど、精神的ストレスの要因は様々です。もしかすると、自分が知らないところで精神的なストレスを抱え込んでいるかもしれません。
精神的ストレスを抱えている時も、脳がある種の興奮状態になっているので、いくら眠ろうと思っても眠れません。
原因3:カフェインやタバコ
コーヒーやお茶、チョコレートなどに含まれる「カフェイン」には覚醒効果があるため、寝る前に摂取しすぎると睡眠の妨げになることがあります。また、タバコに含まれるニコチンにも、覚醒作用があり、眠りが浅くなったり、寝つきが悪くなったりします。
もちろん、コーヒーやタバコは仕事中の眠気覚ましには役立ちます。しかし、飲む時間や吸う時間を間違えると眠りの妨げになってしまいます。
原因4:運動不足
日中から夕方にかけて、体温が急激に下がるほど、眠りにつきやすくなります。寝つきをよくするためには、日中に体を動かし体温を上げて、夕方の体温との落差を大きくすれば良いです。
しかし、デスクワークなど体を動かさない仕事をしている人は、日中もエアコンの効いた室内におり、体温をあまり上げることができません。その結果、眠りに入りづらくなることがあります。
原因5:生活リズムの乱れ
朝に寝て、夜に起きるといった、昼夜逆転生活をしている人や食事の時間が不規則だと、体全体のリズムが崩れ、睡眠に悪影響を及ぼすことがあります。
本来、体は暗くなったら眠り、明るくなったら目が醒めるような仕組みになっており、これを崩すと、体がその崩れたリズムに対応できなくなってしまいます。
原因6:寝る前のパソコンやスマホ
スマホやパソコンは「ブルーライト」というものを発しています。
ブルーライトは、人が肉眼で確認できる光の中では最も強いエネルギーであり、この光を浴びることで脳は興奮状態になってしまいます。
つまり、寝る前にパソコンやスマホを見ると、ブルーライトによって脳が刺激されて興奮状態になり、体がすぐにリラックス状態に切り替わらなくなります。
実際、ブルーライトがどのくらい睡眠を妨害するのかを調べた研究があり、ブルーライトが入眠までの時間に影響を及ぼしているという結果が出たそうです。
原因7:1日に充実感がない
1日中ずっとテレビを見たり、ゴロゴロ、ダラダラしたり、ぼーっとしたりなど、受動的な1日を過ごすと、1日に充実感を感じることができません。「もっと活動的なことをすればよかった」「予定を立てて何かすれば良かった」と後悔することもあるのではないでしょうか。
受動的な時間をずっと過ごすことは精神衛生的に良くありませんし、寝る時に体力があり余ってしまうため、体が「まだ眠りたくない」「まだ何かできる」といったように睡眠を拒否してしまいます。
つまり、1日に充実感を感じることができないことが、睡眠の妨げになる場合があるということです。
まとめ
ここまで、眠れない7つの原因について紹介してきましたが、何か思い当たる節はありましたでしょうか。
眠りの妨げになっている原因は、人によって様々であり、それぞれの原因が絡み合っていることが多くあります。
1つ1つの原因を解決していくことが一番ではありますが、すべてを解決するのは難しいというのが実際だと思います。
原因がわかっても解決できない場合は、以下の記事も是非参考にして頂き、眠れない時の対策と対処を講じてみてはいかがでしょうか。