「仕事中、頭がぼーっとして仕事に全然集中できない・・・」
「ぼーっとした時、目の前がかすんで見えるようになった・・・」
「眠くないのに、頭がぼーっとする・・・」
このような症状に悩まされている方はどれほどおられるでしょうか。
ただ、頭がぼーっとするだけなら、
「風邪、熱気味かな?」
「今日は、ただ調子が悪いだけかな?」
「昨日、飲みすぎたかな?」
といったように、あまり気にしない方のほうが多いのではないかと思います。
しかし、次第に頭がぼーっとする時間が長くなったり、仕事に全く集中できなくなってくると、「もしかして、うつかな?」と心配になってくる方もいるのではないかと思います。
そこで、本記事では仕事中に頭がぼーっとする、集中できない時に考えられる原因をまとめますので、症状に悩まされている方はご参考ください。
日頃の疲れが溜まっている?
特に頭を使うようなデスクワークだと、日頃から頭を使うので、脳が疲労が溜まっていきます。その疲れがうまく取れていない場合だと、脳への疲労が蓄積していき、脳が十分に働いていない可能性があります。
また、疲労は、仕事をする時の姿勢なども関係してくるので、デスクワークの方は、自分がきちんとした姿勢で仕事をしているか、ぜひチェックしてみてください。
眠気のせい?睡眠不足?
仕事が忙しくなると、睡眠不足になりがちです。
また、仕事から帰る時間が遅いと、床についた時、まだ頭が覚醒状態(仕事モード)で、なかなか眠れないという方も少なくはないと思います。
睡眠不足だと、脳の休息がきちんと取れず、頭が働きません。
その結果、頭がぼーっとして集中できていないという可能性があります。
仕事の整理が出来ていない?
仕事がありすぎて、何から手をつければいいかわからない・・・
といった状況になったことがある方も少なくないと思います。
特に、膨大な仕事がある人や先が見えない仕事を担当した人などは、頭の整理がしづらく、このような状況に直面することがあるのではないでしょうか。
仕事の整理というのは、頭の整理でもあり、頭が整理できていない状態だと、人によって、2パターンの状態になるのではないかと思います。
1つ目は、頭がパニックを起こすパターンです。これは、やることが多すぎて頭を整理できず、とりあえず、目の前のできるところから闇雲に手をつけるといったような状態です。
2つ目は、頭の思考が停止するパターンです。これは、何から手をつければいいかわからない、何から始めればいいのかわからないといったような状態です。
そして、頭がぼーっとしたり、集中ができなくなるのは、2つ目の状態である可能性があります。
難題にぶつかっている?
これは、難しい仕事を任された人、自分の能力を大きく超える仕事を割り振られた人などが直面しやすいことだと思います。
難題にぶつかるというのは、高い壁の前に立たされた状態ともいえます。
高い壁を超えるというのは、高くジャンプできる力を持っていれば、何のこともありませんが、高くジャンプできない人が高い壁の前に立たされると、無気力感、無力感に襲われることになります。
そして、無気力感、無力感に襲われ、頭の思考が停止すると、頭がぼーっとしたり、集中できていなくなるといった状態に陥る場合があります。
うつ状態かも?
難題にぶつかったり、仕事が整理できていない状態だったり、睡眠不足だったりして、一時的に頭がぼーっとして集中できなくなることはあると思います。
しかし、この頭がぼーっとして集中できない状態が長期的に続いている場合、全く眠くないのに、慢性的に頭が働かず、集中できないといった場合は、うつ状態の可能性があります。
特に、前まで活き活きと仕事をしていたのに、急に、頭が働かなくなって、全然仕事に集中ができなくなったという方は、精神的ストレスを大きく抱えている可能性があるため、注意が必要です。
ここでは、他のうつ状態の症状については割愛させていただきますが、長期的に頭がぼーっとして、仕事に集中できない、眠気がないにも関わらず頭が働かず、集中ができないからといって、必ずしもうつ状態とはいえませんが、うつ状態であることを示す1つの症状ではないかと思います。
まとめ
仕事中、頭がぼーっとして集中できないというのは、誰しも起こりえることであり、一時的なものであれば、それほど心配する必要はないかと思います。
しかし、眠くないのに頭が働かない、長期的に頭がぼーっとするようになり、仕事に全く集中できなくなったという方は、精神的ストレスを抱えている可能性があり、注意が必要です。
そして、あまり症状が続くようで、仕事もままならないといった状態の方は、一度、病院で見てもらうというのも1つの手ではないでしょうか。