突然と耳が聞こえづらくなる突発性難聴。
最近では、若い世代の人達をはじめ、突発性難聴になる人の数が増えつつあります。
また、浜崎あゆみさんやスガシカオさんなど、歌手、芸能人の方の中にも突発性難聴を経験している人も少なからずおり、誰しもなりうる可能性のある病気とも言えます。
一体、なぜ突発性難聴にかかってしまうのでしょうか・・・?
ストレスでしょうか?それとも他に原因があるのでしょうか?
本記事では、私自身が突発性難聴にかかった経験をもとに、その時に医師から聞いた原因についてまとめたいと思います。
突発性難聴の原因は未だ不明!?
まず始めに結論から言うと、私を担当してくださった医師曰く、突発性難聴の原因は未だ解明されていないとのことです。
しかし、遺伝によって発症することはないということが解っており、周りの誰かが突発性難聴にかかった経験があるからといて、必ず突発性難聴になることはないようです。
加えて、現状では多くの症例から原因と思われることもいくつか解っており、それらの原因を知ることによって突発性難聴の予防・改善策が立てられる可能性があります。
そこで、続いてはそれらの原因について見ていきたいと思います。
考えられる突発性難聴の原因
ストレス、疲労
まず、始めて診察に行って、医師に聞かれたことは「最近、ストレスになることはないか?」「疲れが溜まっていないか?」ということでした。
医師に聞いたところ、突発性難聴はストレス・疲労によって引き起こされている可能性があり、仕事が忙しい時などに発症するケースがあるようです。
実際、私が知っている人の中にも突発性難聴を発症した人がおり、その人は仕事のプロジェクトが過渡期に入ったタイミングで突発性難聴になってしまいました。
そのことからも、ストレス、疲労は、突発性難聴の原因に少なからず関係している可能性がありそうです。
内耳循環障害
内耳循環障害というのは、内耳の血栓、出血などが原因で、内耳の血のめぐりが悪くなる病気です。
内耳というのは、周りから入ってくる音を信号に変えて脳に伝えるという大切な役割があり、内耳循環障害は突発性難聴を引き起こす原因(血流障害説)としても考えられているようです。
ウイルス感染
突発性難聴の原因の中にはウイルス感染説もあるようです。
実際、患者さんの中には突発性難聴になる前に風邪を引いていた人も多いらしく、風邪のウイルスによって生じる内耳の炎症も関係しているとも考えられているようです。
ただ、私自身は、突発性難聴になる前は風邪になった覚えはないことから、人によってウイルス感染が原因になっている可能性がありそうです。
イヤホン、大音量の音楽
最後に、突発性難聴の原因として考えられるのがイヤホンを使って大音量の音楽を聴くこと。
スマートフォンが普及している現代社会において、イヤホンで大音量の音楽を聴くことは難聴になる可能性が高くなると考えられているようです。
特に、毎日のように繰り返して大音量で音楽を聴くことによって、突発性難聴だけでなく、イヤホン難聴、ヘッドフォン難聴といった病気にかかる可能性もあるようです。