青春期を迎える生徒達と苦楽を共にできる高校教師。
高校教師は、比較的、生徒と一定の距離を保ちながら接することができるため、小学校、中学校教師と比べてストレスを感じることも少ないのではないでしょうか。加えて、高校教師はやりがいのある仕事でもあり、仕事の喜びや楽しさを見出している人は多くおります。
そこで、今回は高校教師の仕事のやりがいと魅力について紹介したいと思います。
また、以下の記事では高校教師の苦労や大変さについてまとめておりますので、本記事と合わせて、ぜひご覧ください^^
目次
高校教師の6つのやりがいと魅力
高校教師は、大人の階段を上っている子供達の将来を全力でサポートすることができます。
仕事では、苦労や大変なこともありますが、その分、やりがいを感じる瞬間も多く、魅力も沢山あります。
果たして、高校教師のやりがいと魅力とはどういったものなのでしょうか・・・
専門性を生かせること
サラリーマンの場合、中学、高校、大学で学んだことがあまり意味をなさなくなり、どれだけ勉強ができるよりも、どれだけ仕事をうまく進められるかという力が必要となってきます。
反対に、高校教師の場合は、自分がこれまで専門的に学んだことを生かすことができます。それは高校教師の魅力の1つであり、仕事上で自分の好きなことを学び続けることができるという利点もあります。
仕事を自分でコントロールがしやすいこと
高校教師に新人もベテランもありません。
教壇に立つからには、一教師として仕事をしていかなければなりません。
これは、新人扱いされないという点においては辛いこともありますが、反対に言えば新人の頃から仕事の裁量をある程度任されているということです。これは、サラリーマンで言えば、上司から色々と文句を言われることが少ないという意味になります。
そして、教壇に立てば自分の力を多いに振るうことができます。授業の工夫をどんどんと取り入れて試行錯誤しながら仕事をすることができることでやりがいを感じる人も少なくはないでしょう。
なので、高校教師は仕事を自分でコントールしやすく、伸び伸びと仕事ができる職業だといえるのではないでしょうか。
人生の分岐点に立たされている生徒をサポートできること
高校生は3年生になると、大学受験、就職という人生の1つの分岐点を迎えます。生徒の中には、戸惑う生徒、将来について悩んでいる生徒も少なくありません。
そして、先生は一人一人の生徒の背中を押してあげたり、相談に乗ってあげたりすることで、生徒が前向きに先へ進めるようサポートしていかなければなりません。
人生の分岐点に立たされている生徒をサポートすることは、先生にとってはプレッシャーであると同時に、やりがいでもあります。
青春の苦楽を共にできること
15〜18歳は青春期であり、生徒は一喜一憂の日々を繰り返します。
生徒は、立ちはだかる苦難や障害でくじけそうな時もあれば、楽しい出来事が舞い込んできて喜びにあふれている時もあります。
そういった青春期の生徒達と苦楽を共にできることは、高校教師ならではの魅力であります。
生徒と共に成長できること
高校生は、年齢が年齢だけに、大人の考え方や思考を持つようになっています。
生徒の相談にのっていると、逆に生徒の大人な考え方から学ぶことも多くあります。
また、日々成長し続ける生徒から元気をもらったり、目標に向かってひたむきに努力し続ける生徒の姿勢に学ぶことも多くあります。
そして、成長しているのは生徒だけでなく、教師も生徒と共に学び、成長し続けることができます。
安定した職業であること
高校教師は、苦労や大変なことも多いですが、安定した職業であります。
よほどの問題を起こさない限り、クビになることもありませんし、給与面においても決して悪くありません(仕事量は置いといて)。
また、学校によっては勤務時間をある程度コントロールできたり、夏休みを取りやすいところもあります。
そして、仕事が安定しているということは、高校教師の魅力の1つといえるでしょう。
まとめ
今回は、高校教師のやりがいと魅力について紹介してきましたが、何かの参考になったでしょうか。
高校教師の仕事は、苦労することも多々あります一方で、やりがいや魅力も多くあり、人生の分岐点に立たされる生徒をサポートできる社会的に意義ある職業です。
そして何より、仕事で学べることも多く、生徒と共に成長し続けれることが先生自身のモチベーションへと繋がっているのではないでしょうか。
→高校教師以外にも、小学校教師、中学校教師、特別支援学校教師など、教師職全般の実情を知りたい方はこちらをご参考下さい。