社会福祉士(ソーシャルワーカー)の仕事では、病気や障害など困難を抱えている人たちの相談を受け、安定した日常生活をできるようサポートします。
社会福祉士の仕事では、解決困難な問題を抱えた人や深い悩みを持っている人を相手にすることから、苦労や大変なことも多くあり、精神的に病んでしまう人も少なくありません。
そのことから、社会福祉士は「うつになりやすい職業」とも言われており、仕事をするにあたって、どれだけやりがいや喜びを感じることができるかが非常に大切となってきます。
そこで、今回は社会福祉士の仕事のやりがいと魅力についてまとめていきます。
・福祉業界に興味がある人
・社会福祉士の資格取得を目指している人
・社会福祉士への転身を考えている人
・人の役に立つ仕事をしたいと考えている人
このような方々は、ぜひ参考にしてみてください^^
目次
社会福祉士の5つのやりがいと魅力
これから迎える超高齢化社会、介護ストレスや介護うつ、精神障害者の増加などの社会問題・課題より、社会福祉士は社会的に重要な役割を担っていくと考えれます。
これからも必要性が高まってくるであろう社会福祉士ではありますが、その仕事のやりがいや魅力とは一体何なのでしょうか・・・
幅広い知識で様々な相談者をサポートできること
社会福祉士の相談相手は、子供、大人、高齢者、障害者など、すべての人が対象となります。その相談内容は、高齢者介護、障害者支援、生活保護などの福祉全分野であるため、社会福祉士は幅広い知識が求められます。
そして、自分自身が身につけた幅広い知識を用いて、様々な相談者をサポートできることは、社会福祉士の大きな魅力とやりがいでもあります。
多岐にわたる相談内容からの学び
社会福祉士が受ける相談内容は多岐にわたり、様々な相談内容を聞くことにより、自分では考えられないような人生経験を学ぶことができます。
また、相談内容の中には、「聞きたくない話」や「心が傷む話」もあり、そういった話からも学びべることが多くあります。
相談者の人生を左右する責任感と達成感
社会福祉士の仕事には、はっきりとしたゴールがありません。
しかし、自分自身のアドバイスや相談、援助によって、相談者が前向きに、よりよい方向の生き方へ辿り着いた時は、大きな達成感を味わうことができます。そして、一人ひとりの人生を左右する仕事の責任感とやりがいを感じることもできます。
信頼関係が築ける喜び
社会福祉士の仕事では、一人ひとりの相談者と向き合い、信頼関係を作りながら相談にのっていきます。
援助をするにあたり、信頼関係は基盤となるため、きちんと信頼関係を築けていないと援助が難しくなることもあります。反対に、相談者と信頼関係をしっかり築くことで、援助がしやすくなります。そして、相談者から信頼され、「自分は頼りにされている」と実感できることは社会福祉士の喜びです。
相談者からの感謝の言葉
社会福祉士の仕事は、常に人を相手にする仕事です。加えて、高齢者や障害者など、困難を抱えている人たちと関わることが多く、相談者の問題を解決できた時や相談を終えた時などに感謝されることも多々あります。
相談者、あるいは家族の方から「ありがとう」「お世話になりました」と声をかけてもらえることは、日々の仕事の励みとなり、仕事へのやりがいへとつながります。
まとめ
今回は、社会福祉士の仕事のやりがいと魅力についてまとめましたが、いかがだったでしょうか。
社会福祉士の仕事では苦労や大変な部分も多くあり、精神的に辛く感じる時がありますが、その辛さを乗り越えるだけのやりがい・喜びを感じながら仕事を続けている人も多くおります。
そして、「人の役に立ちたい!」と強く思う気持ちが、社会福祉士として仕事に向かう意欲を奮い立たせてくれるでしょう。
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