「日中、異常なほどに眠気が襲ってきて我慢できない・・・」
日中に突然、耐えられないほどの眠気が襲ってきて、仕事中にも関わらず居眠りをしてしまっった経験はないでしょうか。
大事な会議中や仕事中に眠気がくるのをどうにかしたい!と思っている人も少なくないと思います。中には、いつも十分な睡眠をとっているにも関わらずどうして日中に眠くなるだろう・・・と疑問に思う方もおられるのではないでしょうか。
実は何気なく普段行っていることが、日中に眠気がくる原因になっていることがあります。
そこで、本記事では日中に眠気を誘ってしまう意外なNG習慣をご紹介したいと思います。
日中に眠気を誘ってしまう意外なNG習慣4選
二度寝
朝目覚ましで起きた後、「あと5分だけ、あと10分・・・」とついつい二度寝、三度寝してしまうことはないでしょうか。
二度寝をするとスッキリ起きることができなくなって、頭がぼーっとした状態を1日引きずってしまうことになります。また、二度寝は疲労回復という面ではあまり良くないため、余計に体を疲れさせてしまいます。そして、頭がぼーっとして体が疲れた状態では日中に眠気が来てしまうのも無理がありません。
二度寝はその時は幸せな気持ちになりますが、日中の眠気を抑えるためには二度寝は控えるようにした方が良いでしょう。
朝風呂や朝のシャワー
これは意外に思う人も多いのではないかと思います。
朝風呂や朝にシャワーを浴びることで体がシャキッとしてスッキリとした気持ちで1日のスタートを切ることができるので、日中の眠気とは関係なさそうに思えます。しかし、朝風呂や朝のシャワーが日中の眠気の原因になることがあります。
朝に暖かいお湯を浴びることによって当然のことながら体温が上がり、交感神経が刺激されて脳が活発的に働くようになります。しかし、2〜3時間も経ってくると、上がった体温は次第に下がってきて、だんだんと眠たくなります(※)。そして、眠たくなるタイミングは、ちょうど仕事をしているタイミングです。
※人は体温が下がると眠たくなるメカニズムです。
朝のウォーキング、ジョギング、ランニングなどの運動
これも意外ですよね^^;
朝、体を目覚めさせるためにウォーキングやジョギング、ランニングをしている方も多いかと思いますが、朝にこういった運動をしてしまうと体に疲れが溜まってしまうのはもちろんのこと、運動によって体温が上がって、仕事中に体温が下がって眠たくなってしまいます。
逆に、夕方から夜にかけて軽い運動をすると良いと言われているのは、運動によって上がった体温が寝るタイミングで下がって眠りにつきやすいことが理由の1つとしてあります。
寝る前のパソコンやスマホ操作
IT技術が進んでいる現代において、寝る前のパソコンやスマホの操作が習慣化している人は多くおられるのではないかと思います。
寝る前にスマホゲームや動画、facebook、メールチェックなどで、スマホやパソコンの画面を見ると、「ブルーライト」という強い光を浴びることになります。ブルーライトは、脳を覚醒させて興奮状態にする働きがあり、寝る前にその光を浴びると眠りたくても眠れなくなったり、睡眠が浅くなってしまうことがあります。
つまり、寝る前のパソコンやスマホ操作が睡眠の質を下げているということです。睡眠の質が下がると当然のことながら日中に眠たくなります。
寝る前のパソコンやスマホ操作の習慣をやめるのは難しいことだと思いますので、読書やストレッチなどのパソコンやスマホ操作の代わりになることを見つけるのが良いでしょう。
まとめ
本記事では、日中に眠気を誘ってしまう意外なNG習慣をご紹介しましたが、自分に当てはまる習慣はありましたでしょうか。
日中眠たくなる根本的な問題は睡眠不足や睡眠の質が低いことではありますが、他にも私たちが普段何気なく行っている習慣が日中の眠気の原因になっていることがあります。
特に、二度寝や寝る前のスマホ操作は多くの人が行っている習慣であり、習慣を改善するのには骨が折れるかと思います。
もし習慣の改善が難しいと思う場合は、習慣の改善ではなく、居眠り対策を打つことで眠気を撃退することも可能です。つまり、日中眠たくなるのを「予防」するのではなく、「対処」をするということです。
日中眠たくなった時の対策について詳しく知りたい方は、以下の記事をぜひ参考にしてみてください^^