寝る前にストレッチをすると睡眠の質が上がると聞いたことがある人もおられるのではないでしょうか。
実際、ストレッチはダイエット効果、老化防止効果などの様々な効果が期待でき、その効果の中には入眠効果や安眠効果も含まれております。
しかし、一体なぜ、ストレッチは睡眠に良いと言われているのでしょうか・・・
そこで、本記事では寝る前のストレッチが良質な睡眠に効果的な理由についてまとめます。
以下の記事では、ストレッチがもたらす健康効果について詳しく書いておりますので、ぜひ合わせてご覧ください。
寝る前のストレッチが睡眠に良い理由とは
人は、交感神経と副交感神経という2種類の自律神経を持っております。
交感神経は、活動している時やストレスや緊張がある時に働く神経です。一方で副交感神経は、筋肉を修復している時やリラックスしている時に働く神経です。
本来、眠っている時は副交感神経が優位になっている状態であり、交感神経が強く働いている状態で眠ってしまうと睡眠の質が低下してしまいます。
たとえば、普段、仕事や私生活で不安や心配事、精神的なストレスを抱えているとなかなか体や心をリラックスさせることができません。また、寝る前にスマホやパソコンの画面を見てしまうと、交感神経が刺激されて脳が興奮状態になってしまい、眠れなくなってしまうことも。
つまり、質の高い睡眠をとるために大切なことは、寝る前にどれだけ体と心をリラックスさせられるかどうかということです。寝る前のリラックス法は様々ありますが、ストレッチも方法のうちの1つです。
ストレッチをすることで筋肉の緊張はほぐされ、体をリラックス状態にすることができます。
そして、ストレッチの良いところは、体をリラックスさせることできることに加えて、精神的にもリラックスできるという点です。
また、ストレッチには筋肉の緊張をほぐす以外にも、疲労回復効果、肩こり、腰痛の予防効果、冷え性防止効果など、睡眠に良い効果が多くあり、目覚めが良くなることもあります(※)。
ここで、寝る前のストレッチが睡眠に良い理由をまとめますと、
・ストレッチで体と心の両方をリラックスさせることで、寝つきが良くなったり、深い眠りに入りやすくなる。
・ストレッチには、疲労回復効果や肩こり、腰痛の予防効果などもあり、次の日に疲れを残さずスッキリと目覚めやすくなる。
これらのことから、ストレッチは快眠を得るためには欠かせないリラックス方法と言っても過言ではないでしょう。