寝不足や不眠の原因は様々ありますが、その原因の1つに寝る時の服装が挙げられます。
寝る時の服装は睡眠の質に大きな影響を与え、睡眠に理想的な服装もあれば、睡眠に悪影響を及ぼす服装もあります。
前回は、安眠や快眠にNGな服装を紹介しましたが、今回は反対に睡眠に適した服装の条件をご紹介します。
寝る時の服装を見直して安眠を手に入れましょう!
目次
睡眠に適した服装の6つの条件
条件1:清潔感が保てること
部屋着のままで寝たり、昼間着ていた服でそのまま寝たりすると、部屋のホコリや汚れが付着した服で寝ることになり、そのような状態で寝るのは、睡眠に良くないとイメージがつきますよね^^;
最低限、部屋着と就寝用の服(パジャマ)を分けるようにしておくことで、清潔感を保つことができます。
条件2:ゆったりとしたデザインで、寝返りを邪魔しないこと
ピチピチすぎる服やTシャツなどで寝ると、寝返りが打ちにくくなるのはもちろん、汗と服の隙間がなくなって、体温調節が上手くいかなくなる場合があります。
締め付けすぎない程度のゆったりとしたデザインの服装で寝ることで、スムーズに寝返りが打て、なおかつ布団との摩擦も抑えられるので体への負担も減らすことができます。
条件3:吸湿性や通気性が良いこと
人は睡眠中にコップ一杯(200cc)程度の汗をかくと言われております。吸湿性や通気性が悪い服だと、うまく体温調節ができず寝苦しくなることがあります。なので、汗の吸収や発散に優れた服を選ぶことで、安眠の妨げを減らすことができるでしょう。
条件4:静電気が起こりにくい素材であること
フリースなどの静電気が起きやすい服装で寝ると、免疫力が低下したり、疲れやすくなったり、自律神経が乱れやすくなってしまいます。
しかし、寝ている時、寝返りなどの動作で身の回りのもの(掛け布団や敷布団など)との摩擦は避けられませんが、静電気が起こりにくい素材を選ぶことで静電気を回避することはできるでしょう。
条件5:ウエスト部分のゴムの締め付けがキツくないこと
ウエストのゴムがキツイと血行が悪くなったり、足がむくみやすくなってしまいます。
血行が悪くなると、疲れが取れにくくなって、次の日になっても疲れが残っている状態になりやすいです。
なので、ウエスト部分のゴムの締め付けがキツくないズボンを選ぶようにしましょう。
条件6:靴下は履かない、もしくは足首を締め付けないものであること
靴下を履いたままで寝ると足の指先まで血液が回りにくくなって足元が冷えてしまう上に、血行も悪くなってしまいます。
寝る時は、靴下を脱いで寝るか、足首を締め付けない靴下やレッグウォーマーを履いて寝るようにしましょう。
パジャマは条件が揃ってる!?
ここまで、睡眠に適した服装の条件を見てきましたが、意外に条件が揃った服装が想像つきませんよね^^;
ジャージやスウェット、フリースなどは、当てはまる条件もあれば当てはまらない条件もあります。
一体どの服が睡眠に適しているといえるのでしょうか・・・
答えはシンプルで、パジャマが睡眠に適した条件が揃っている服装です。
もちろん、上記条件に当てはまらないパジャマもありますが、就寝用の服だけあって多くのパジャマは睡眠に適した条件が揃っております。
また、部屋着とパジャマを分けておくことで、「活動モード」と「休憩モード」の区別をはっきりさせることができます。そうすることで、体がパジャマを着たら活動から休憩に切り替わることを覚えて、自然と気持ちがリラックスするようになります。