起きる予定時間よりも1〜2時間前に目が覚めてしまい、「まだ寝たい・・・」と思っても、スムーズに眠りに戻れないことはないでしょうか。
起床時間よりも前の早朝に目が覚めて、そのまま眠れなくなってしまう症状を「早朝覚醒」と言い、不眠症の1つとされております。
早朝覚醒で朝早く目が覚めてしまうと、寝不足になったり、昼間の活動中に突然眠たくなってしまったり、症状がヒドい場合は日常生活に支障をきたすことも。
早朝覚醒の対策は様々ありますが、アロマもその1つ。アロマを香りの中には安眠効果が期待できる香りもたくさんあり、アロマでぐっすり眠れるようになった人も多くおられるのではないでしょうか。
そこで、本記事では早期覚醒に効果が期待できる香りを厳選してご紹介したいと思います。
以下の記事では、早期覚醒の原因をまとめてありますので、ぜひ合わせてご覧ください^^
早期覚醒に効果が期待できるアロマの香り5選
ラベンダー
ラベンダーの香りが睡眠に効果的と聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
ラベンダーの爽やかでフローラルな香りには、自律神経を整える働きがあり、不安や緊張などのストレスを和らげたり、心を癒してリラックスさせる効果があると言われております。
実際、安眠効果があることで有名なラベンダーは医療機関や介護施設でも採用されていることから、その効果の高さがうかがえます。
イランイラン
甘くて濃厚なイランイランの香りは、不安や緊張感、ストレスを緩和して、気分をリラックスさせて幸福感をもたらすと言われております。
また、ホルモンバランスを整える作用もあって、生理痛の痛みを和らげたり、更年期障害の改善に役立ったりと女性にとってうれしい効果も多くあります。
クラリセージ
ナッツのような甘い香りを漂わせるクリセージ。
クラリセージの香りには、2種類の作用が働きます。それは気分を落ち着かせる鎮静作用と気持ちを高揚させる作用です。
不安やストレスで気持ちが落ち込んでいる時やパニック状態の時、乱れた心を落ち着かせて、幸福感をもたらして気持ちが高ぶらせます。
このことから、 不安や心配事、緊張などの精神的なストレスが原因の早期覚醒には効果が期待できる香りでしょう。
ネロリ
ネロリの香りは、自律神経を調整して心を深くリラックスさせる効果があるため、ぐっすり眠りたい時におすすめの香りです。
加えて、プライベートや仕事でストレスを抱え込んでいる時やホルモンの変化による不安や更年期障害にも役立つと言われております。
マージョラム・スイート
スパイシーさと温かさがある香りのマジョラム・スイート。
マジョラム・スイートの香りは、自律神経の副交感神経を働きかけるので、不安や孤独感、緊張感、ストレスを和らげる効果があるのはもちろん、精神的なストレスによる不眠にも効果が期待できます。
また、血行促進効果や体温調節作用もあり、快適な睡眠に効果的と言えるでしょう。
刺激が強い香りは避けるようにしよう!
ここまで、早期覚醒に効果が期待できる香りを紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
早期覚醒の原因の1つに脳が興奮状態であることが挙げられ、ぐっすり眠るためには就寝前にリラックス状態を作るのが基本となります。
リラックス状態というのは、自律神経の副交感神経が優位になっている状態であり、体と心の緊張がほぐれている状態でもあります。
そして、今回紹介した香りに共通することは、気持ちを落ち着かせるリラックス効果が期待できるということです。
逆に、ペパーミントやレモン、ユーカリなどの刺激が強い香りを選んでしまうと、交感神経が刺激されて頭が興奮状態になって睡眠に悪影響を与える場合があるので、そういった香りは避けるようにするのが無難でしょう。