「後輩の指導と先輩の板挟みでもう一杯一杯・・・」
「仕事が多すぎてもう無理・・・」
「そろそろ転職しようかな・・・」
中堅社員の方でこのように考えている方は少なくはないのでしょうか。
中堅社員(入社5年目〜入社10年目)というは、これから会社の中核を担っていく立場であり、多くのストレスを感じる立場であると思います。
そのストレスの原因というのは幅広く、そのストレスを乗り越えれる人と乗り越えれない人とで大きく分かれるのではないでしょうか。
今回は、「責任」というワードをテーマにして、中堅社員の人が抱えるストレスの原因について考えていきたいと思います。
目次
中堅社員の人は、責任がある立場が故に多くの不満やストレスを抱えている!?
これから会社の中核を担っていく中堅社員、多くの苦難を乗り越え、経験も蓄積されており、会社にとっては大きく期待している立場の人たちであると思います。
会社の利益を左右するのは、中堅社員の人たちといっても過言ではないのでしょうか。
その分、責任も重く、緊張感を常に持って忙しく仕事をしている人が多いのではないかと思います。
責任ある立場で、忙しく仕事をしている方が楽しい!と思う人
忙しすぎてもう無理・・・と思う人
人それぞれで思っていることが違うのではないでしょうか。
ただ、どんな人も一定の不満やストレスに感じていることがあると思います。
一体それは、どういった不満やストレスなのでしょうか・・・
給料と責任の重さや仕事の量が釣り合っていないこと
中堅社員の方の中で、会社のポジション的には上の立場ではないけど、責任の重い仕事をやっている人が多くいるのではないでしょうか。
基本的には、給料は会社のポジションで決まってくるので、中堅社員の方で多くの給料をもらっている人はそこまでいないと思います。
中には、年俸制に変わって、残業代がでなくなったから給料が下がったという人もいると思います。
それにも関わらず、仕事が山のように降ってきて、なおかつ責任が重い仕事であることが多いので、中堅社員の人の中には、「これだけ働いているのに、もらっているお金はこれだけ・・・」とふと考え、不思議な気持ちになったり、落胆する人もいるのではないでしょうか。
ただ、「これだけ働いている」というのは、個人的な感覚でもあり、もしかしたら見合った成果が出ていない可能性もあります。
それでも、ものすごい成果を出しているにも関わらず、給料が少ないという人がいるのも事実です。
こういったことから、給料や仕事の量や責任の重さが釣り合っていないと感じることは、中堅社員の抱える不満やストレスの大きな1つではないでしょうか。
失敗した時の損害が大きいこと(プレッシャー)
仕事の責任が重いということは、失敗した時の損害も大きいということも意味します。
損害の大小は会社によって違うとは思いますが、失敗した時の損害が会社に大きなダメージを与えるという意味では、それがプレッシャーになることには変わりありません。
そしてプレッシャーというのは、精神的負担も大きく、プレッシャーに耐えきれず、大きなストレスを感じている人もいるのではないでしょうか。
プレッシャーを乗り切ろうとする人のストレス原因は?
先に、中堅社員の失敗した時の損害が大きく、そのプレッシャーに耐えきれない場合、大きな精神的ストレスになるという話をしました。
しかし、中堅社員の人の中には、責任というプレッシャーに負けず、それを乗り切ろうと必死に働く人も多くいると思います。
必死に働くとどうなるかというと、それだけ体を酷使することになり、精神的ストレスよりは身体的ストレスを感じることになります。
その結果、体を壊したり、燃え尽き症候群になったりと悲しい結果になることもあります。
つまり、プレッシャーを乗り切ろうとする中堅社員は、プレッシャーが直接原因になってストレスを感じるのではなく、プレッシャーから体を酷使して、その結果として身体的なストレスを感じているということです。
まとめ
中堅社員の方の不満やストレスは、単に仕事の量が多い、責任が重いからというわけでなく、仕事の量と責任の重さ、給料と仕事の量と責任との重さという風に、責任の重さとそれぞれが絡み合いながら、ストレスや不満につながっているのではないかと思います。
今回は、責任というワードを軸にして、中堅社員の方が感じる不満やストレスについて考えてきましたが、今回上げたこと以外にも多くの不満やストレスを感じていると思いますので、それらに関しては、次回以降考えていきたいと思います!