うつの治療が順調に進んで心の充電が溜まってきたら、リフレッシュがてら旅行でも行きたい気分にもなりますよね。
実際、旅行に行ったことが良い気分転換になって「うつが改善した!」という患者さんの声もあるようで、旅行をうまく楽しめれば治療にも役立つかもしれません◎
そこで本ページでは、うつの時の旅行で気分転換するための楽しみ方をお届けしたいと思います^^
※まだ治療が十分でない方は、旅行に行くのは控えましょう。
とにかくゆっくりできる予定を立てよう!
旅行の計画を立てる際、「せっかく旅行に行くんだから色々なところに回りたい!」という気持ちになるのはわかりますが、あまりカツカツな予定を立ててしまうのはなるべく避けましょう。
「何時に◯◯へ向かって◯◯をして次は…」といったように予定を詰め込みすぎてしまうと、旅行中常に緊張感を持っていなければならなく、気持ちの余裕が持てなくなってしまいます。
旅行に行くのは気分転換、気持ちをリフレッシュさせるのが目的ですから、予定はなるべく詰め込まず、時間に余裕をもたせた予定を立てるようにしましょう。
知らない人と接する時間を作ってみよう!
いくら旅行先だとはいえ、空いた時間にふと余計なことを考えてしまいがちです。
たとえば、「この先大丈夫かな?」「自分はこれからどうしていけば良いんだろう」といったように、考える気がなくてもマイナスなことが頭を巡ってしまうのではないでしょうか。
そうならないためにも、誰かしらと接する時間を作ってみると良いかもしれません。
自分と同じように旅行しに来ている人や同じ宿に泊まっている人達、とにかく誰かと接する時間を作ることで余計なことを考えず、新鮮な気分で旅行を楽しめるでしょう。
ゆっくりしていることに罪悪感を感じないこと!
先ほど、旅行先でマイナスなことを考えてしまいがちだと言いましたが、その延長線上で「自分はこんなことをしていていいのかな」「他の人は頑張ってるのに自分だけ…」といったように旅行に対する罪悪感を感じてしまうことがあるかもしれません。
今までゆっくりと療養してきたわけで「早く社会復帰しなきゃ!」「もっと自分も頑張らなきゃ」と焦る気持ちはわかりますが、旅行中ではそのことを深く考えたところで問題は解決されませんし、気分転換にもならないでしょう。
旅行に来ているのは療養の一環であり、ゆっくりしていることは何も悪いことではありません。
むしろ、帰ってからこれからのことを真剣に考えれるようになっていれば、旅行に行った甲斐があったというものです。