うつ病の回復期を迎えると、だんだんと外に出れるようにもなってきて旅行に行く元気も出てきますよね。
ただ、ここで気になるのが回復期とはいえ、うつ病の時に旅行をしても大丈夫なのか?ということ。
下手に旅行に行ってうつ病を悪化させてしまったら本末転倒ですし、回復に効果があるなら行きたいところ。
果たして、うつ病の回復期に旅行をしても問題ないのでしょうか?うつ病の改善に効果はあるのでしょうか?
うつ病の回復期に旅行するとプラスに働く?
結論から言うと、うつ病の回復期に旅行をすることで人によってはプラスの効果が働くことがあるようです。
実際、患者さんの中には、旅行に行ったことにより良い気分転換になって元気になったという人もいると言われています。
そもそも、うつ病の療養の仕方として最も重要なことが「歩くこと」だと言われていますが、逆に歩くこと以外の方法で根拠のある療養方法はないのが現状のようです。そして、医師曰く、自分が明るい気分になれることをするのが今できる効果的な療養方法だそうです。
患者さんの中には、お笑い番組を見たり、歌を歌ったり、登山をしたり、とにかく趣味に没頭してる人なんかもいるらしく、旅行も自分が明るい気分になれることの1つであると言えるでしょう。
もし、順調に回復してきて外に出て歩けるようになってきたという人は、旅行で気分転換することでプラスの効果が働くかもしれません。
※旅行に行く前は、医師に相談して判断を仰ぎましょう。
行く場所によってはマイナスに働いてしまうことも?
うつ病の回復期に旅行へ行っても大丈夫だと行っても、行く場所には少し注意する必要があるでしょう。
旅行に行く目的としては、明るい気分にする、気分転換して気持ちをリフレッシュするためですので、逆に暗い気分になったり、気持ちに余裕がなくなる旅行になってしまうと本末転倒です。
先ほどにも少し書きましたが、うつ病の回復には歩くことは重要なので、歩き回って観光ができるようなところは適しているとも言えます。
しかし、歩き回りすぎて疲れたり、電車やバスに乗る時間が長かったり、予定を詰めすぎて余裕のない旅行だと、疲労から倦怠感が強くなって、うつ病が悪化してしまう可能性があるといえるでしょう。
もし旅行に行くのであれば、のんびりと過ごせる旅行先を選ぶようにしましょう◎