泣きたいのに泣けない理由は?涙を流せない時に働く心理とは!?

失恋をした時や仕事でトラブルがあった時、就活が上手くいかない時など、心の中では泣きたくて仕方ないのに泣けない・・・といったことはないでしょうか。

泣くことは悪いことではなく、むしろ涙は体と心の健康にはとっても大切なものです。

それでは、涙を流したいけど流れてこないのは、一体なぜでしょうか・・・

本記事では、涙が流れない裏側にある心理を見ながら、泣きたいけど泣けない理由をまとめたいと思います。

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泣きたいのに泣けない理由は?

「大人だから泣いてはいけない」という思い込み

子供の頃は周りのことなんて気にせず泣いていたのに、次第に泣くことが恥ずかしく感じるようになりますよね。

そして、成人に向かうにつれて、いつの間にか「大人は泣いてはいけない」という考えを持つようになってはいないでしょうか。

特に、日本では大人が人前で泣くことに対してマイナスなイメージを持ちがちなので、無意識のうちに泣くことを我慢するようになる人も多いのではないかと思います。

「泣くこと=自分の弱さ」と考えている

大人になると、泣くことが恥ずかしいと感じるのに加え、涙を流すのは「情けない」「心が弱い」といった自分の弱さを象徴するものであると考えてしまいがちです。

プライドが高い人でなくとも、自分の弱さを他の人に見せたくないものです。特に男性なんかは、自分の弱さを隠したがりますよね^^

そういった人が「泣くこと=自分の弱さ」と考えを持っていれば、人前で泣くのを堪えてしまうのも無理もありません。

要するに、プライドを守る心理が働いているということですね。

「泣いても何も解決しない」と認識している

失恋をした時、家庭や仕事でトラブルが起こった時、人間関係で辛いことがあった時は、多くの人が泣きたい気持ちを持っているのではないかと思います。

しかし、泣きたい気持ちがあると同時に「泣いたら気持ちがスッキリするかもしれないけど、事態は何も変わらない」と心のどこかで思ってはいないでしょうか。

また、「泣いている時間があるなら、問題の解決方法を考えなければ・・・」と割り切って考えている人も少なくないでしょう。

特に、「合理的」「問題解決志向」の人は、このような認識を強く持っているのではないでしょうか。

そして、このような心理が泣きたくても泣けない事態を引き起こしているかもしれません。

家庭環境や性格の影響

小さい頃、両親から「お兄ちゃんなんだから我慢しなさい」「お姉ちゃんなんだからしっかりしてなさい」「男の子は泣いちゃダメでしょ」と言われた経験はないでしょうか?

兄弟や姉妹がいることで、上の子供の方が自立することが求められて性格的に強くなる場合が多くあります。

弟(妹)が泣いていても、お兄ちゃん(お姉ちゃん)は我慢して泣かないようにしなければならない、といった教育や家庭環境から性格が形成され、それが影響して泣きたくても泣けない可能性があります。

素直になれる環境・人間関係を作れていない

「自分の弱いところを見せたくない」「恥ずかしい姿を見られたくない」といった心理が働く条件として、

・感情を出せる環境ではない

・周りの人に対して敵意がある

といったことが考えられます。たとえば、信用していない上司やライバルである同僚の前で泣くのは抵抗がありますよね。

もしかすると、泣こうと思っても泣けないのは感情を素直に出せる環境や人間関係が作れていないことが理由かもしれません。

もしかすると心の病の可能性も?

強いストレスを受け続けて心の負担が大きくなると、だんだんと感情のコントロールができなくなります。

初めの頃は、情緒が安定せず、イライラしやすくなったり、電車や仕事場で突然涙が流れたりしますが、次第に感情がなくなって「どういった時に泣くの?どうやって泣けばいいの?」といった状態になることも。

そして、ストレスを溜め込みすぎて泣けない状況が続くと、うつになってしまったり、うつ状態を悪化させてしまう場合もあります。

また、うつ状態の時は、泣くことだけでなく、喜び、怒り、楽しさを感じた時の表現も上手くできることができず、周りの人からも少しおかしな目で見られることもあるでしょう。

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