音楽って不思議な力がありすよね。
音楽には、免疫力を高めたり、体調を直してくれたりと体への効果があるのはもちろん、落ち込んだ気持ちを和らげてくれたり、気持ちを高ぶらせてくれたりと心への健康効果もたくさんあり、その効果は私達の想像以上です。
そして、音楽療法という言葉があるように、音楽はうつ病や自律神経失調症といった心の病にも効果が大いに期待できます。
本記事では、うつの時に聴く音楽の選び方とおすすめの音楽ジャンルをご紹介しますので、自分自身でうつの改善・予防をしたい方は、ぜひ参考にしてみてください^^
うつの時にはどんな音楽を選べば良い?
うつの時は、物事に対して興味が沸かなかったり、何をやるにしてもヤル気が起きなかったりと、いわゆる「心が疲れた状態」です。
心が疲れているということは、それだけ心のバランスが取れていないということでもあります。
そんな時には、やはりリラックスできる心地よい音楽を聴くのが効果的だといえるでしょう。
しかし、心地よい音楽と言われても、漠然としていてあまりピンときませんし、何を基準にして音楽を選べば良いかわかりませんよね。
具体的に、うつの時に音楽を選ぶポイントは4つあります。
・メロディーだけの音楽(歌詞が入っていない音楽)であること
・静かな音楽であること
・ゆっくりで一定のテンポの音楽であること
・極端な重低音や高音がない音楽であること
ここまでくれば、どんな音楽が良いかイメージができた方も多いのではないでしょうか。
歌詞が入っている曲であったり、騒がしい曲であったり、アップテンポな曲を聴くと脳が興奮状態になりますので、テンションを上げたいときには良いですが、リラックスしたい時には向いておりません。
さて続いて、これらのポイントに当てはまるのは、一体どういったジャンルの音楽かを見ていきましょう。
おすすめの音楽ジャンルは?
先で書いたポイントを踏まえて自分に合った曲を探すのが一番ですが、「わざわざ考えて探すのが面倒」という方のために、おすすめの音楽ジャンルを参考までにご紹介します^^
うつの時に聴く音楽のおすすめジャンルとしては、
・クラシック音楽
・川のせせらぎや風の音、小鳥のさえずりなどの自然音
クラシック音楽は、脳内ホルモンを活性化させて、セロトニンを分泌しやすくすると言われており、中でも、モーツァルトの曲は脳をリラックスさせる音楽としては有名です。
自然音は、音楽療法でも用いられるほどのリラクゼーション効果があると言われており、癒し効果は抜群です^^
これらの音楽ジャンルは、うつの時に効果的であるのに加えて、うつに伴いやすい不眠症にも効果が期待できます。
元気になってきたら、アップテンポな曲で気持ちを復活させよう!
クラシック音楽や自然音とは反対に、アップテンポな曲やリズミカルな曲はテンションやモチベーションを高めたり、気持ちを高揚させる効果があります。
うつの時はリラックスできる音楽が効果的ですが、うつの改善が進んで、だんだんと元気を取り戻してきたら、アップテンポな曲やリズミカルな曲などで気分を高めて、気持ちの復活に追い討ちをかけるのも良いでしょう。