「ストレスが溜まってる時はリラックスできることをした方が良い」と聞いたり、言われたりすることはないでしょうか。
確かに、リラックスすることで自律神経の副交感神経を優位に働かせることができるので、ストレスで自律神経が乱れている時にはリラックスすることは重要です。
しかし、「リラックスできることって何だろう・・・」と考えた時、案外思いつきませんよね。
そこで、本記事では副交感神経を高めてリラックスする方法をご紹介したいと思います。
ストレスにさらされている人は、自分のメンタルヘルスを守るためにも、ぜひ参考にして頂ければと思います^^
→まずは、自律神経(交感神経・副交感神経)について知りたい方はこちらへ
目次
副交感神経を優位にする10の方法
入浴
お風呂に浸かってる時って1日の疲れが癒される気分になりますよね^^
38〜40度のぬるめのお湯に10〜20分程ゆっくり浸かることで副交感神経が優位に働き、心をリラックスさせることができます。その上、体の疲れもほぐれて疲労回復にもなるので嬉しいですね。
また、半身浴は、リラックス効果に加えて、ダイエット効果も期待できるので、女性にはおすすめのリラックス方法です。
ただ、お湯の温度が高いと交感神経が活発になって逆効果になることがあるので注意しましょう。
ゆっくりと食事をする
口や胃腸などの消化器官は副交感神経に支配されているため、食事をとることで副交感神経が活発に働かせることができます。
胃腸の消化・吸収活動はもちろんのこと、噛むことも副交感神経を活性化させますので、ゆっくりとリズムよく噛みながら食事をすることでリラックス効果を得やすくなります。
また、仕事をしながら食事をすると、交感神経と副交感神経を同時に働かせることになるので、リラックス効果が得られづらくなるので注意しましょう。
負担の少ない運動
適度な運動によって副交感神経を高めることができます。
特に、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動は自然な呼吸で多くの酸素を取り込めるので、副交感神経を高めるには効果的です。
しかし、過度な運動や筋トレなどの乳酸素運動だと交感神経を刺激してしまって逆効果になりますので、負担のかからない程度の運動を継続的もしくは、定期的に行うようにしましょう。
深呼吸
深呼吸をする時、息を吸う方に集中が行きがちですが、実は息を吸う時に交感神経が働き、息を吐く時に副交感神経が働きます。
つまり、副交感神経を高めるためには、息を吐くことが大切なのです。
大きく息を吸った後2秒ほど息を止めて、口からこれ以上吐けないというところまでゆっくりと吐きます。これを気分が落ち着くまで数回繰り返すようにしましょう。
笑う・泣く
「笑うこと」「泣くこと」には、副交感神経の働きを高める効果があります。
泣いた後に気持ちがスッキリしたり、笑った後に爽快感があるのは、副交感神経が働いているためです。
バラエティ番組やお笑いライブで笑ったり、感動する映画や音楽、小説などで涙を流すことで、心にリラックス効果を与えることができるでしょう。
また、泣くことや笑うことには、他にも多くの健康効果がありますので、気になる方は以下の記事を参考にしてみてください^^。
音楽を聴く
最近では、リラクゼーション音楽やヒーリング音楽が多く出回っておりますが、これらを上手く活用することで副交感神経を高めることができます。
音楽を聴く時はなるべく、周りの音を遮断してヘッドフォンで20〜30分程度聴くと良いでしょう。
また、これらの音楽は安眠効果も期待できますので、寝つきが悪い方は、寝る前にも聴くようにすると良いかもしれません。
ストレッチ
ストレッチにリラックス効果があるのは、何となくイメージできる方も多いのではないでしょうか。
特に、入浴後に硬くなっている筋肉をストレッチによってほぐすことで効果的に副交感神経を優位に働かせることができるでしょう。
また、ストレッチは、肩こりや腰痛の予防効果や入眠・安眠効果もある上に、手軽にできるリラックス方法なのでおすすめです♩
マッサージや爪揉み
マッサージしてもらった後って何とも言えない心地よさがありますよね^^ストレッチと同様にマッサージにもリラックス効果が期待できます。
また、マッサージの他にも爪揉みによって副交感神経を活性化させることができます。
指先は自律神経とつながっており、反対の手で指先をつまむように1本の指を10秒ほど押すようにしましょう。少し痛みが感じるぐらいの方が効果的だと言われております。
アロマ
ストレスが溜まっている時や精神が不安定な時など、アロマの香りを嗅ぐことで副交感神経を高めて、気分をリラックスさせることができます。
特に、ラベンダーやオレンジ、カモミール、ネロリなどの香りには高い鎮静作用があるので、リラックスするにはもってこいのアロマの香りです。
しかし、アロマの香りの中には交感神経を刺激して、脳を覚醒状態にするものもあるので、香り選びには注意しましょう。
ヨガ
副交感神経を高める方法の代表格ともいえるヨガ。
ヨガの深くゆっくりとした呼吸には、副交感神経を高めて、血行を改善する効果があります。
正しいヨガの呼吸法を実践することによって、精神の安定するだけでなく、体力や筋力の向上、血流やリンパ流の流れをスムーズにするデトックス効果など、様々な健康効果が期待できます。