「頭がぼーっとする・・・」
「何だかヤル気が出ない・・・」
このような時は、交感神経よりも副交感神経が優位に働いている時かもしれません。
副交感神経を高めてリラックスすることも自分のメンタルヘルスを守るためには重要なことですが、副交感神経ばかり高めてしまうと自律神経のバランスが崩れてしまいます。
交感神経と副交感神経の両方のバランスが取れていることで、体と心が健康な日々を送ることができるのです。
前回は副交感神経を高める方法をご紹介しましたが、本記事では交感神経を高める方法を紹介ます。
最近、体と心がパワーオフの状態の方は、交感神経を刺激してパワーオンのスイッチを入れましょう!
→まずは、自律神経(交感神経・副交感神経)について知りたい方はこちらへ
目次
交感神経を優位にする方法6選
冷たい水を飲もう!
朝起きた直後、体が重かったり、ヤル気が出ない時がありますよね。
そんな時、冷たい水を飲むことで体に刺激が与えられ、一気に交感神経が高まって体のスイッチをオンにすることができます。
また、朝に冷たい水を飲むと、内臓の動きも活発になるので便秘解消効果も期待できます。
日光を浴びよう!
朝起きた時、カーテンを開けて日光を浴びると目が一気に冷めることはないでしょうか。
太陽の光によって心身を刺激する事で、交感神経が高まってスッキリした気分になります。
また、昼間に太陽の光を浴びておくことで体内の睡眠リズムも整えられるので、不規則な生活も改善することができます。
甘いものを食べる!
頭がぼーっとする時は、低血糖の可能性があります。
エネルギーが切れている状態では、ヤル気を出そうにも出ませんよね。そんな時は、甘い物を取って糖質補充しましょう。
しかし、糖分を摂りすぎると、血行不良になったり、糖尿病のリスクが高まりますので、食べ過ぎには注意しましょう。
朝起きたらストレッチしてみよう!
ストレッチをすることで体温を上げて、血液の循環が良くなり、自律神経も整えられます。
目が覚めて体が重いと感じた時、まずはカーテンを開けて太陽の光を浴びながらストレッチをすることで、シャキッとした気分になれるでしょう。
特に、すぐ起き上がれない低血圧の人ほど、ストレッチをして体温を上げると良いでしょう。
少し負担のかかる運動をしよう!
負担の少ない運動には、副交感神経を優位にする効果がありますが、逆に少し負担のかかる運動をすることで交感神経を高めることができます。
たとえば、息が上がるほどのランニングや筋トレなどの乳酸素運動は交感神経を高めると言われております。
ただ、激しすぎる運動は次の日にも疲ってしまう場合がありますので、ヤリ過ぎには注意しましょう。
仕事をする時は姿勢を正しく!
頭がぼーっとしたり、気分が悪い時、いつの間にか姿勢が悪くなっていることはないでしょうか。
姿勢が悪い時は交感神経のスイッチが入っていない証拠です。
反対に、姿勢を正しくすると背骨が刺激されるので、交感神経を高まって脳を活性化させることができます。
仕事・勉強・趣味、何でも良いのでやってみること
ここまで、交感神経を優位する方法をご紹介しましたが、他にもたくさん交感神経を高める方法があります。
実際、活動中に交感神経は高まるので、仕事をしている時、勉強をしている時、家事をしている時、遊んでいる時など、日々の生活において交感神経が高まる場面は沢山あります。
最近、「ぼーっとすることが多い・・・」「ヤル気が起きない・・・」といった人は、有り余った体力を使うためにも、副業に集中する、勉強で自己研磨する、趣味に没頭するなど、何んでも良いのでやってみることで、自然と交感神経を高めることができるでしょう。