仕事のストレス、家庭内のストレス、人間関係のストレス、生活環境のストレス、あらゆる場面でストレスにさらされる現代において、ストレスに強くなることは人生に大きな利益をもたらすといえるでしょう。
ストレスに強くなる方法は様々ありますが、ストレス耐性を強化する食べ物を食べるのもその1つ。
ストレス耐性を強くする食べ物を食べることで、体だけでなく心もストレスに強くなるのはもちろん、健康的な体作りにも役立ちます。
そこで、本記事ではストレスに強くなる栄養素や食べ物をまとめ、おすすめの食べ物をピックアップしてご紹介します。
ストレスに強くなる栄養素や食べ物まとめ
まずは、ストレス耐性を強化すると言われる栄養素や食べ物をまとめますので、自分が木になる食べ物がないかチェックしてみてください^^
栄養素 | 代表的な食べ物 |
マグネシウム | ナッツ類、納豆、そば、など |
カリウム | ほうれん草、茄子、ココナッツ、するめ、など |
カルシウム | 豆腐 、チーズ、ヨーグルト、ひじき、しらす、など |
ビタミンA | ほうれん草、かぼちゃ、レバー、 人参、など |
ビタミンB1 | 豚肉、玄米、鶏レバー、マグロ、大豆、など |
ビタミンB6 | 鶏ささみ、サバ、かつお、 など |
ビタミンB12 | あさりいわし、海苔、しじみ、牡蠣、など |
ビタミンE | タラコ、ぶり、アボカド、など |
(1)マグネシウム
マグネシウムは、神経の興奮を抑える作用やカルシウムの吸収を高める働きがあります。
(2)カリウム
カリウムは、血圧を上昇させるナトリウムの吸収を抑制したり、筋肉の働きをよくします。
(3)カルシウム
カルシウムは、骨を強くするだけでなく、イライラや不安、緊張などで乱れた精神を安定させる効果があります。
(4)ビタミンA
ビタミンAは、皮膚や粘膜の免疫力の向上に加え、抗酸化作用があるため、体内の活性酸素を取り除く働きがあります。
(5)ビタミンB1
ビタミンB1は、ブドウ糖を作り出すために必要な成分であり、ビタミンB1が不足するとイライラしたり、集中力が低下する場合があります。
(6)ビタミンB6
ビタミンB6は、脳内の神経伝達物質の分泌に関わっており、うつ病の治療や不安・不眠などを取り除くのにも使われることがある成分です。
(7)ビタミンB12
ビタミンB12は、核酸やアミノ酸、たんぱく質の合成をサポートする役割があり、神経機能を正常に保つ効果があると言われております。
(8)ビタミンE
ビタミンEは、ストレスによって崩れやすい自律神経のバランスを整える働きがあります。
おすすめの食べ物は?
レバー
レバーは、抗ストレスホルモンの材料となるパンテトン酸が含まれているのに加えて、ストレスで減りやすいビタミン類が豊富に含まれております(ビタミンCは含みません)。
レバーが苦手という方は、クックパッドなどで美味しいレバーの食べ方を参考にすると良いでしょう。
ヨーグルト
ヨーグルトは乱れた心を整えるカルシウムが含まれており、神経の興奮を抑える働きをします。
それに加えて、ヨーグルトに含まれる乳酸菌は腸内環境を良くしてくれるので、自律神経の乱れを整えたり、ストレスホルモンの分泌を抑制されることが期待できるでしょう。
また、ヨーグルトには精神の安定をもたらす「セロトニン」の分泌に必要なトリプトファンも含まれております。
ナッツ類
噛めば噛むほど、ストレスを和らげてくれるナッツ類。
ナッツ類には、マグネシウムだけでなく、たんぱく質、カルシウム、ビタミンなどの栄養素も豊富に含まれているので、ストレスホルモンレベルが低下すると言われております。
特に、アーモンドやくるみ、ピスタチオなどは、栄養素の面において良いとされております。