突然ですが、あなたは固い枕派ですか?それとも柔らかい枕派ですか?
固い枕じゃないと眠れない人もいれば、柔らかい枕じゃないと眠れない人もおり、枕の硬さの好みは人それぞれではないかと思います。
枕の硬さは、一見自分の好きな硬さを選ぶのが良いように思えますが、実は快眠に適した枕の硬さは存在します。
普段自分の使っている枕が快眠に最適な硬さの可能性もありますし、もしかすると体に負担がかかって肩こりや腰痛の原因になっている可能性も。
そこで本記事では、固い枕や柔らかい枕のデメリットを見ながら、快眠に適した枕の硬さについて調べたことをご紹介します。
固い枕のデメリットとは?
固すぎる枕で寝ると、頭が少しも沈まないので頭が安定しません。頭が安定しないと首筋に負担がかかってしまい、肩こりや首筋の痛みの原因や眠りが浅くなってしまう場合があります。
反対に、固い枕には寝返りが打ちやすいというメリットもあります。
寝返りは、体温調節や体の緊張をほぐして血行を良くする役割があり、睡眠中の大切な動作です。その寝返りが打ちやすいというのは、固い枕の良い点といえるでしょう。
柔らかい枕のデメリットとは?
続いて、柔らかい枕のデメリットについてです。
柔らかい枕も固い枕と同様に肩こりや頭痛の原因になる場合があります。
柔らかい枕で寝ると、固い枕とは反対に頭部が固定されます。頭が安定するという意味では柔らかい枕は良いように思えますが、実は頭が固定されすぎるのも睡眠には良くありません。
その理由は、柔らかい枕で頭が固定されてしまうと寝返りが打ちづらくなるためです。
繰り返しになりますが、寝返りは体の血行をよくして疲れた体を休める大切な動作です。その寝返りが打ちづらくなると、体の疲れが取れなかったり、眠りが浅くなったりと、睡眠の質が落ちてしまう場合があります。
快眠を導く枕の硬さとは?
ここまでで、固い枕と柔らかい枕のデメリットはおわかり頂けたかと思いますが、結局、快眠を得るためには、「枕の硬さはどういったものを選べば良いのか?」という疑問が残っているのではないでしょうか。
その疑問の1つの回答としては、「枕は適度に硬さがあるものを選ぶ」ということです。
「適度に硬さがあるもの」と言われても抽象的でわかりづらいですよね^^;
もう少し具体的に言うと、柔らかい枕だと寝返りが打ちづらくなってしまいますし、固い枕だと寝返りは打ちやすくなりますが、頭が安定しないので首や肩に負担がかかってしまいます。
つまり、寝返りが打ちやすく、なおかつ首が安定する硬さの枕が快眠に適しているといえるでしょう。
この硬さというのは、体格や身長、頭の大きさなどによって変わってきますので、実際に、買う前に枕の上に頭を乗せて寝転がって試してみるのがベストです。