お風呂に入ることで、寝つきよくなると言われておりますが、ただ単に、お風呂に入るだけでは、その効果が薄くなってしまいます。
入浴時間やお風呂の温度を調節することにより、睡眠や寝つきが良くなることがありますし、お風呂に入るタイミングでも、寝つきの良し悪しが決まります。
正しい時間にお風呂の入れば、寝つきが良くもなりますし、逆に間違った時間に入れば、寝つきが悪くなってしまうことがあります。
そこで、本記事では寝つきが良くなるお風呂に入るタイミングについてまとめていきます。
寝つきが悪い方は、ぜひ参考にしてみてください^^
お風呂は就寝2~3時間前までに入るとベスト!
まず、お風呂に入ると眠たくなる理由は、人は体温の低下につれて眠たくなるからです。
お風呂に入ることによって体温が上がり、上がった体温はだんだんと下がっていき、自然と眠たくなっていきます。そして、上がった体温は、お風呂から上がってすぐに低下するわけではなく、2~3時間経ってからだんだんと低下していきます。
なので、就寝の2~3時間前に入ることで、自然な眠りにつくことができ、寝つきがよくなります。
仕事で帰りが遅い人や寝る直前にお風呂へ入る癖がある人にとって、いきなり2~3時間前までに入るよう習慣づけるのは難しいと思いますので、始めのうちは1時間前に入るようにして、次に2時間前、3時間前といったように少しずつ習慣づけてみてはいかがでしょうか。
お風呂に入った直後に寝るのは避けよう!
入浴直後は、体温が上がっている状態なので、脳が興奮状態になっております。
脳が興奮状態だと、すぐに眠りに入ることができないため、寝つきが悪くなってしまいます。
なので、入浴直後に寝るのは避けて、お風呂から上がった後は体温が下がってくるまでゆっくりと体を落ち着かせましょう。
ここでの注意点は、体を落ち着かせている時にスマホやパソコンをずっと見ない方が良いということです。スマホやパソコンの画面を見ていると、画面から発せられているブルーライトによって交感神経が刺激され、眠りにつきづらくなってしまう恐れがあります。
入浴後は、液晶画面をなるべく見ず、マッサージ、ストレッチ、読書などをしながら、リラックスした状態で体を落ち着かせると良いでしょう。
(参考)シャワーよりお風呂に入った方が寝つきが良い?
1人暮らしやユニットバスの家庭だと、シャワーで済ませてしまう方も多いかと思いますが、寝つきを良くするためには、シャワーではなくお風呂に入ることをおすすめします。
シャワーだと、お湯を一時的に当てているだけで、体の表面部分しか温まりません。しかし、お風呂に入ると、体の芯の温度(深部温度)まで温めることができ、入浴後の体温の落差が大きくなります。そして、体温の落差が大きければ大きいほど、眠りにもつきやすくなります
なので、なるべくシャワーではなく、お風呂に入る方が良いといえるでしょう。
まとめ
今回は、寝つきを良くするためのお風呂に入るタイミングについてまとめましたが、いかがだったでしょうか。
お風呂は就寝の2~3時間前までに入ると、自然な眠りを誘うことができ、寝つきも良くなります。
いきなり2~3時間前に入るよう習慣づけるのは難しいと思いますので、少しずつお風呂に入る時間を調整していくと良いでしょう。
お風呂に入るタイミング1つ変えるだけでも、寝つきの良さがガラっと変わることもありますので、ぜひ明日から実践し始め、快眠ライフを手に入れましょう!