入浴と睡眠の関係とは|お風呂が眠りに効果的って嘘?本当?

入浴によって「睡眠の質を上がる」「寝つきが良くなる」と言われておりますが、それは本当なのでしょうか。

「お風呂に入ると眠りが良くなった感じがする」といったように、なんとなく入浴と睡眠は関係していると思っている人も多くおられるのではないでしょうか。

そこで、本記事では、具体的な入浴と睡眠の関係についてまとめていきたいと思います。

スポンサーリンク

入浴が睡眠にもたらす影響とは?

お風呂に入ると眠くなったり、睡眠の質が上がった感じがするのは、なぜでしょうか?

その答えは、人は体温が低下するにつれて、眠たくなるからです。

お風呂に入ると、温かいお湯の中に体を入れるため、体温(深部体温)が上がります。入浴後、その上がった体温は徐々に下がっていき、その体温の低下に伴い、自然と眠たくなります。

加えて、身体を温まることにより、深い眠りの時に発生するデルタ波(除波)が発生しやすくなり、身体を温めると深い眠りを得やすいと言われております。

また、人の深部体温は一日の中で変化しており、深部体温は昼間は高く、夜になると自然に低くなるリズムがあります。細かく言うと、起床してからだんだんと体温は上がっていき、午後4時ごろを境に体温は下がり始めます。そして、入浴には深部体温のリズムの変化をサポートする役割もあります

なので、入浴には自然な眠りを誘う効果と深い眠りにつきやすくなる効果があります。

シャワーよりもお風呂の方が良い理由は?

1人暮らしやユニットバスの家庭ではシャワーで済ませる人も多いと思いますが、睡眠を良くするためには、なるべくお風呂に入った方が良いです。

シャワーだと、一時的に体の表面にお湯を当てているだけなので、深部体温を上げることができず、体温もあまり低下しません。また、デルタ波も増えません。

しかし、お風呂であれば、体の芯の体温(深部体温)まで上げることができるので、睡眠に良い影響を与えることができます。

なので、睡眠への影響を考えるのであれば、シャワーよりもお風呂に入った方が良いといえるでしょう。

入浴方法によっては睡眠に悪影響が!?

入浴方法によっては、睡眠に悪影響をおよぼすこともあります。

たとえば、熱すぎるお風呂に入ると、自律神経の交感神経が刺激され脳が興奮状態になってしまい寝つきが悪くなってしまいます。また同様に、寝る直前にお風呂に入ると、眠りづらくなったり、睡眠の質が低下してしまうことがあります。

なので、入浴方法を間違えると睡眠の質を低下させたり、寝つきを悪くしてしまうことがあるので、正しい入浴方法でお風呂に入る必要があります。

以下の記事では、寝つきが良くなる入浴方法について書いておりますので、合わせてご覧いただければと思います。

ストレス社会の現代において、寝つきが悪くてなかなか眠れない・・・といった悩みを持つ人も多くおられるのではないでしょうか。 「時間がない...

まとめ

ここまで、入浴と睡眠の関係についてまとめてきましたが、いかがだったでしょうか。

入浴と睡眠は深い関係にあり、入浴が睡眠に与える影響は小さくないです。入浴は睡眠に良い影響をもたらすこともあれば、入浴方法を間違えると悪い影響をもたらしてしまうこともあります。

これの意味するところは、睡眠に良い入浴方法で入るよう習慣づければ、快適な睡眠を手に入れることができるかもしれないということです。そして、睡眠が変われば、1日の生活の豊かさも変わってきます。

本記事で書いた入浴と睡眠の関係を理解した上で、入浴方法を改善し、快眠ライフを楽んでいきましょう!

↓クリックよろしくお願いします^^
にほんブログ村 メンタルヘルスブログへ
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

関連コンテンツ