普段、皆さんはどのような服装で寝ていますか?
ジャージですか?パーカーですか?私服のままですか?
中には、下着だけで寝る、裸で寝るという方もおられるのではないでしょうか。
実は、気持ちの良い眠りを得るためには、寝る時の服装を気をつけなければならない点があります。
もしかすると、普段寝る時の服装が不眠や睡眠の質を下げる原因になっているかも・・・
そこで、本記事では安眠・快眠にNGな服装をご紹介したいと思います。
「寝つきが悪い・・・」
「眠りが浅く、熟睡ができない・・・」
「不眠に悩んでいる」
このような方々は、ぜひ参考にしてみてください^^
安眠・快眠にNGな13つの服装
「スウェット」で寝るのはNG!?
基本的に、スウェットは通気性が良くなく、熱や湿気がこもってしまいます。また、生地が厚く、縫い目が硬くゴワつくので、動きにくく寝返りの妨げになってしまうこともあります。
「ジャージ」で寝るのはNG!?
スウェットと同様で、ジャージは外気にあたることが前提として作られているので、基本的に通気性が良くありません。素材によっては、「ガサガサ」「カシャカシャ」などといった生地が擦れる音がするものもあり、その音が睡眠の妨げになる場合もあります。
「パーカー」で寝るのはNG!?
フード付のパーカーだと、睡眠中にフードが下になった時、首元や頭が安定せず、寝づらくなったり、寝違えやすくなってしまいます。また、寝ている最中も首の緊張を抜けないので、眠りが浅くなってしまうことも。
「フリース」で寝るのはNG!?
フリースは静電気が起こりやすいので、免疫力が低下したり、自律神経が乱れやすくなることがあります。また、基本的にフリースは汗を吸わないので、汗による体温調節が上手くいかないこともあります。
「ネグリジェ」で寝るのはNG!?
ネグリジェはボトムの締め付けがないので、ゆったりとしているメリットはありますが、寝返りをしている間にめくり上がりやすく、足や下半身が冷えてしまいます。また、掛け布団が体からずれてしまうと風邪の原因にもなります。
「Tシャツや大きめのシャツ」で寝るのはNG!?
ネグリジェと同様に、寝ている間にめくれ上がって風邪の原因になったり、体に絡みついて寝苦しくなったり、寝返りの妨げになってしまうことがあります。
また、ポリエステルなどの化学繊維の割合が多いものである場合、汗の吸収や発散が良くなく、熱が体にこもってしまいます。
「ピタピタすぎる服」で寝るのはNG!?
寝汗をかくのは、寝始めや寝ている時に上がった体温を下げて体温調節するためです。
ピタピタすぎるパジャマで寝ると、汗とパジャマの隙間がなくなり、体温調節が上手くいかなくなることがあります。
「ウエストのゴムがきついズボン」で寝るのはNG!?
寝返りは、血行を良くして、筋肉の疲れをほぐす大切な動作です。
しかし、ウエストのゴムがキツイと血行が妨げられたり、足がむくみやすくなります。また、場合によっては下半身全体のむくみにもつながることも。
「重すぎる服」で寝るのはNG!?
重すぎるパジャマが安眠や快眠に良くないのは、何となくイメージできるのではないでしょうか。
重すぎるパジャマで寝ると寝返りが打ちづらくなるため、体の疲れが取れなかったり、眠りが浅くなったりと睡眠の質が下がってしまいます。
「モコモコ素材の服」で寝るのはNG!?
モコモコ素材のパジャマは可愛いですが、体を動かす時に摩擦が大きくなってしまって、寝返りの妨げなってしまいます。寝返りがうまくできないと、疲れも取れませんし、筋肉のほぐすこともできないので、安眠や快眠には不向きなパジャマと言えるでしょう。
「派手な色の服」で寝るのはNG!?
赤色や黄色、オレンジ色は、緊張や興奮をもたらし、寝る前にそういった色を見てしまうと、脳が覚醒してしまう恐れがあります。
パジャマは、リラックス作用があるブルーやグリーン、ベージュなどを選ぶと良いでしょう。
「下着だけ」で寝るのはNG!?
布団の中の湿度が高くなった時、掛け布団や敷布団に肌が張り付くと心地悪いですよね。
それに加えて、下着だけだと寝返りもしにくくなりますし、寝苦しくなって掛け布団を蹴飛ばしてしまうことも。
その結果、体が布団の外に出てしまって風邪や体調不良の原因になることがあります。
「靴下を履いたまま」で寝るのはNG!?
冷え性の方の中では、靴下を履いたまま寝る人も多くおられると思いますが、かえってそれが逆効果になる場合があります。
靴下のゴムで足首が締め付けられると、指先まで血液が回りにくくなって足元が冷えてしまううえに、血行も悪くなるので疲れた体を十分に休めることができなくなります。
靴下を履いたまま寝たい方は、足首を締め付けないソックスやレッグウォーマーを使うようにしましょう。
まとめ
ここまで、安眠・快眠にNGな服装を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
意外にNGな服装に当てはまった人も多いのではないでしょうか。
寝る時の服装は、思っている以上に睡眠の質に影響を与えるので、寝る時の服装選びの手間を惜しまないようにしましょう。
しかし、本記事をご覧になられた方の中には「結局どんな服装が良いの?」と疑問に思う方もおられるかと思います。
次回は、今回とは反対に睡眠に適した服装の条件をご紹介したいと思いますので、ぜひご覧ください^^