「寝つきが悪い・・・」
「眠りが浅い・・・」
「夜中に目がさめてしまう・・・」
「朝早く起きてしまう・・・」
このような不眠に悩まされる女性も多くおられるのではないでしょうか。
不眠の原因はストレスや生活習慣など人によって様々ですが、いきなり「ストレスのもとをなくせ!」「生活習慣を変えろ!」と言われても簡単にはできませんよね^^;
何か手軽にできる不眠対策はないかな・・・という方におすすめなのが「パジャマを見直すこと」です。
パジャマは睡眠に影響を与える要因の1つで、睡眠に適したパジャマもあれば、睡眠に適さないパジャマもあります。
実は、今あなたが寝る時に着ているパジャマが睡眠の妨げになっているかも・・・
そこで本記事では、不眠に悩む女性に向けて、安眠にNGなパジャマと安眠につながるパジャマの選び方をご紹介します。
目次
安眠にNGな服装とパジャマとは
まずは、自分の今着ているパジャマが大丈夫かどうかチェックしてみましょう!
フリース
フリースは静電気が起こりやすいため、免疫力が低下して疲れやすくなったり、自律神経が乱れやすくなることがあります。
また、フリースは汗を吸わないものも多く、汗による体温調節がうまく働かないこともあります。
ネグリジェ
ネグリジェはゆったりとしているメリットはありますが、寝返りでめくり上がって足や下半身が冷えるうえに、その状態で掛け布団からずれてしまうと風邪や体調不良の原因にもなります。
Tシャツ
ネグリジェと同様に、Tシャツは睡眠中にめくれやすく風邪の原因になったり、体と密着するTシャツだと寝苦しくなったり、寝返りの妨げになることも。
また、ポリエステルなどの化学繊維の割合が多いTシャツだと、汗の吸収や発散がうまくいかず、体に熱がこもってしまう場合もあります。
ピタピタすぎるパジャマ
寝汗をかくのは、睡眠中に上がった体温を下げて体温調節するためですが、ピタピタすぎるパジャマで寝ると、汗とパジャマの隙間がなくなって、体の体温調節がうまくいかなくなる場合があります。
モコモコ素材のパジャマ
モコモコ素材のパジャマは可愛いですよね^^
しかし、モコモコ素材は体を動かす時に摩擦が大きくなるので、寝返りが打ちづらくなってしまいます。寝返りは血行を良くして、筋肉の疲れをほぐす役割がありますが、その寝返りがうまくいかないと、十分と疲れが取ることができません。
派手な色のパジャマ
赤色や黄色などの派手な色は、緊張や興奮をもたらしますので、そういった色のパジャマを着ていると、自然と頭が覚醒状態に向かう恐れがあります。逆に、青色や緑色、ベージュ色はリラックスをもたらす色と言われており、パジャマには適した色と言えるでしょう。
下着だけの格好
下着だけで寝る女性も少なからずおられるのではないでしょうか。
下着だけで寝ると、布団の中の湿度が高くなった時に布団が肌に張り付いて心地悪くなってしまいますし、寝返りも打ちにくくなります。その結果、睡眠の質が下がったり、風邪の原因になることもあります。
靴下を履いたままの格好
冷え性の女性の中には、靴下を履いたまま寝る人も多くおられるかと思います。
しかし、靴下のゴムで足元が締め付けられると、指先まで血液が回りづらくなって逆に足元を冷やしてしまうことがあります。それに加えて、血行も悪くなって、寝ても疲れが取れづらく場合も。
安眠につながるパジャマの選び方
NGなパジャマや服装はわかりましたが、結局どのようなパジャマを選べばいいのでしょうか・・・
ゆったりとしたデザインのパジャマを選ぼう!
先ほど書いた通り、ピチピチすぎるパジャマで寝ると、寝返りが打ちにくくなったり、体温調節がうまくいかなくなる場合があります。
なので、締め付けすぎない程度のゆったりとしたパジャマを選ぶことで、スムーズな寝返りや体の負担を減らすことが期待できます。
吸湿性、通気性に優れたパジャマを選ぼう!
寝ている間にコップ一杯(約200cc)程度の汗をかくと言われておりますが、吸湿性や通気性が悪いパジャマだと体温調節がうまくいかないことがあります。吸湿性、通気性に優れたパジャマを選び、汗の吸収や発散を正常に働かせることで、安眠に近づくことができるでしょう。
静電気が起こりにくい素材を選ぼう!
繰り返しになりますが、フリースなどの静電気が起こりやすい素材だと、免疫力が低下したり、自律神経が乱れやすくなってしまいます。
ただ、寝ている間は寝返りなどで体を動かすので、身の回りとの摩擦は避けられません。なので、静電気が起こりにくい素材を選んで、睡眠中の静電気を回避するようにしましょう。
ウエストのゴムの締め付けがキツくないパジャマを選ぼう!
ウエストのゴムの締め付けがキツイと、血行が悪くなって、足がむくんだり、疲れが十分に取れないことがありますので、ウエストのゴムがキツくないパジャマを選んで、血行を妨げないようにすると良いでしょう。
靴下は足首を締め付けないものを選ぼう!
靴下を履いたままで寝るのは、睡眠に適さないと先に書きましたが、どうしても「靴下を履いたまま寝たい!」という方は、足首を締め付けない靴下やレッグウォーマーなどを選ぶようにしましょう。