「なんだか眠くないのに頭がぼーっとする・・・」
「目の前が白くなって目がかすむ・・・」
仕事中に眠くないのに、目がかすむ、頭がぼーっとすることはないでしょうか。
特にデスクワークの人で、PCにひたすら向かって仕事をしている人にこういった症状が出やすいのではないかと思います。
健康的な人でも、一時的にこういった症状が現れることもありますが、症状が深刻化してくると、仕事に全く集中できない、仕事が手につかなくなる場合もあります。また、症状が長期的に続いている方の中には「もしかしたら何かの病気?」と不安を抱いている方もおられるのではないでしょうか。
今回は、眠くないのに目がかすむ、頭がぼーっとする原因について考えていきたいと思います。
このような症状でお困りの方は、ぜひ参考にしてみてください^^
それでは、最後までよろしくお願いします!
目次
生活習慣における原因
睡眠不足
仕事が残業続きで帰る時間が遅かったり、夜なかなか寝付けないと睡眠不足になりがちですが、睡眠不足が続くと脳を休めることができず、脳の機能が低下します。
そして、睡眠不足から脳の機能が低下して、目がかすんだり、頭がぼーっとしたりすることがあります。
仕事が忙しくて睡眠時間を確保する暇がないというのもわかりますが、睡眠不足で頭がぼーっとして仕事のパフォーマンスが下がるよりも、睡眠時間をしっかり確保し、仕事の能率を上げて短時間で仕事を終わらせる方が自分のためになるのではないでしょうか。
睡眠過多
睡眠不足とは反対に、睡眠を取りすぎるのもあまり良くありません。
睡眠は疲れた脳や体を休めるために必要ですが、睡眠を必要以上にとると睡眠のリズムが乱れるため、逆に体が疲れたり、脳が覚醒しなくなることがあります。
脳が覚醒しないと、目がかすんだり、頭がぼーっとして何も考えられなくなります。
睡眠不足に加えて、睡眠を取りすぎるのも体によくないとなると、規則正しい睡眠をとることが大切となってくるでしょう。
身体的な原因
脳の栄養不足
脳を使いすぎると、急に甘いものが欲しくなる時はありませんか?
脳の栄養といえばブドウ糖であり、糖分が不足すると、頭が働かなかったり、頭がぼーっとしたりします。また、糖分不足から集中ができなくなったり、イライラしやすくなったり、体のだるさを感じる場合もあります。
つまり、頭が疲れている時に甘いものが欲しくなるというのは、脳からのサインということです。
なので、そういった時はチョコレートなど甘い物を食べて、脳の栄養を補給するのが良いでしょう。(※食べ過ぎには注意しましょう)
脳の酸素不足
頭がぼーっとする、目の前がぼやける、こういった症状が現れる原因の1つとして、脳の酸素不足が挙げられます。
脳が酸素不足だと、頭が全く働かなかったり、集中ができなかったり、時には何も考えたくないと感じる時もあります。
脳の酸素不足の対処法は、レバーや牡蠣、あさりなどの食べ物で、鉄分を摂取すると良いと言われております。
また、仕事中であれば、深呼吸をしたり、外の空気を吸うために少し散歩したり、リラックスする時間を確保すると良いと考えられます。
体の疲労が溜まっている
デスクワークをしていると、いくら意識しても、肩や腰への負担がかかってしまいます。知らず知らずのうちに、ひどい肩こりになったり、腰を痛めている可能性があり、肩こりや腰痛は、身体的なストレスになります。
また、睡眠不足によって体をしっかり休めることができず、疲労が蓄積していっている人も多くおられると思います。
そして、体に疲労が溜まっていることは、脳の機能にも影響を与えるため、頭がぼーっとすることにもつながってきます。
精神的な原因
強い不安感や焦燥感
この記事をご覧の方の中には、漠然とした不安を抱いていたり、理由なく焦燥感に駆られている方もおられるのではないでしょうか。
不安感や焦燥感は誰しも感じることではありますが、その強さは人それぞれです。
何事にもあまり動じず、不安を感じづらい人もいれば、ちょっとしたことでも不安や焦燥感を強く感じる人もおります。
また、時代の流れの先駆けとなる都会では、流行や仕事の流れが早く、常に何かに追われながら生活をしております。そういったような生活が続くと、焦燥感を感じやすくなることがあります。
そして、強い不安や焦燥感は精神的ストレスとなり、そのストレスが原因で症状が現れている場合があります。
仕事の緊張感やプレッシャー
プレッシャーや緊張感を感じながら仕事をするということは、常に神経を使いながら仕事をしていることになります。
仕事に責任を持ち、緊張感を保つことは良いことではありますが、人によっては、その緊張感や責任が精神的な負担となることがあります。
そして、仕事の緊張感やプレッシャーによる精神的ストレスが症状のきっかけとなっている可能性があります。
自律神経の乱れ
強い不安感、焦燥感や仕事の緊張感、プレッシャーというのは、どれも神経を使うことです。
過度に神経を使いすぎると自律神経のバランスが崩れて、その結果、目が霞んで頭がぼーっとすることがあります。
そして、自律神経の乱れから起こる病気の1つに、自律神経失調症という病気があります。
実際、自律神経失調症で現れる症状の中に、頭がぼーっとするという症状も入っております。他の症状としては、人間不信、イライラ、疎外感、やる気がでない、集中できない、情緒不安定、被害妄想など、多くの精神的な症状があります。
これらの症状が何個か当てはまるという方は、自律神経失調症の疑いがあるので、症状が長期化、深刻化しているようであれば、病院診察も考慮してみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は、眠くないのに目がかすむ、頭がぼーっとする原因について考えてきましたが、いかがだったでしょうか。
目が霞んで頭がぼーっとすることは、健康的な人でもなりえることであり、一過性のものであれば、そこまで心配する必要はありません。
しかし、症状の長期化、深刻化が進むようであれば、病院診察も検討してみると良いかもしれません。
そして、今回取り上げた原因が何個か当てはまったという方は、それらの原因の対処方法について自分なりに考えてみてはいかがでしょうか。