「同僚の〇〇とは根本的に性格が合わない・・・」
「同僚の〇〇と話すとなんだかストレスが溜まる・・・」
「嫌いな同僚の〇〇とこれからずっと一緒に働くのか・・・」
嫌いな職場の同僚がいるだけで、日に日にストレスが溜まっているという人も少なくはないのでしょうか。
職場の人間関係によるストレスは幅広いですが、同僚に対して感じるストレスは、上司や部下とはまた違うストレスだと思います。
そこで今回は、多くの人が感じている、職場の同僚にストレスを感じる理由や嫌いな理由について考えていきたいと思います。
「同僚」と「友達」との違い
気を休めて、本音で語り合える同僚がいるという人はどれほどいるでしょうか。
同僚は、友達に近い関係であると同時に、友達とも違う関係でもあります。
入社した当時は、同僚と仲良く飲んだり、遊びに行っていたが、時間が経つにつれ、職場以外の場で同僚と触れ合う時間が減っていくという人は少なくないと思います。
まず、ここで考える友達とは、
「利害関係が一切ない、信頼できる相手」
というように考えます。
利害関係であるかどうか、信頼しているかどうかはあくまで主観的に考えることです。
さて、これを読んでいる方で以下のことを考えてみてください。。
同僚の中で友達といえる相手はいるでしょうか?
自信を持ってYesと答える人がどれほどいるでしょうか。
おそらく、何人かは友達といえる同僚がいるが、ほとんどの人がそうでないと答えるのではないでしょうか。
続いて、以下のことを考えてみてください。
職場の同僚で嫌いもしくは苦手な人、ストレスを感じる人はいますか?
多くの人はYesと答えるのではないかと思います。
同僚にストレスを感じる、嫌いな原因は?
同僚にストレスを感じる、嫌いな原因は大きく2つであると思います。
・価値観・性格の不一致
・競争相手になりやすいこと
これから、それぞれ1つ1つについて考えていきたいと思います。
価値観・性格の不一致
これは人間関係全般にいえることですが、性格や価値観が合わない相手が嫌いだったり、ストレスを感じることは当然のことです。
「類は友を呼ぶ」ということわざのように、人は自分のレベルと同等もしくはそれ以上の相手、自分の性格や価値観に近い人を選ぶ傾向があり、それ以外の人は苦手な人、嫌いな人となるのではないかと思います。
例えば 、職場内で真面目に働くワーカーホリックタイプの人と手を抜くところは抜いて、適度に仕事をする人が合わないというのは当然のことで、どちらかというと真面目に働いている人の方が手を抜いている人の方に嫌悪感を抱いているのではないかと思います。
人間関係において、価値観、性格の不一致は避けることができない中、自分と合わない人に対して、ストレスを感じやすい人と感じない人の違いは何でしょうか・・・
個人的な見解としては、善悪がはっきりしている人、自分の価値観が強い人、自分の思い通りに人をコントロールしたい人ほど、自分と合わない相手に対して、ストレスを感じていると思います。
競争相手になりやすいこと
同僚を競争相手と考えている人はどれほどいるでしょうか・・・
多くの人は、意識的には競争相手として見ていなくても、無意識的に競争相手として見ているのではないでしょうか。競争相手がゆえに相手の嫌いなところを見たりしてはいないでしょうか。
現在の教育おける成績の付け方、偏差値というものが相対的になっていることから、現在の若い世代ほど、自己評価よりも他者評価を気にする人(承認欲求が強い人)が多くなっていると考えます。
そして、職場の人の多くは、人を相対的に評価をする人の方が多いのではないかと思います。
周りの人が相対的に評価するということは、周りの評価が気になる人にとっては、同僚は自然と競争相手の1人という認識になりやすいということです。
なので、特に若い世代の社会人の多くが同僚に対して競争相手として意識を持ち、そういった意識を持ちながら同僚と接しているのではないでしょうか。
これは一種の利害関係であり、はたしてそういった関係を友達とはいえるのでしょうか・・・
まとめ
同僚との関係は、友達関係に近いようで近くない関係でもあります。
同僚に対してストレスを感じることが多く、見ているだけ、話しているだけでイライラするという人も少なくないと思います。
そういった人が多い一方で、同僚に対してストレスを感じず、良好な人間関係を築いている人もいます。
それらの人たちの違いについては今回あまり考えることができませんでしたが、次回以降、そのような人たちの特徴についても考えていきたいと思いますので、ぜひ宜しくお願いします!