こんにちわ。「もこ」です^^
前回の記事では、ストレスの種類を分類して整理しました。
これからは、精神的ストレスについて、より具体的にみていきたいと思います。
精神的ストレスにはどんな種類があったのかは、前回の記事
「ストレス・ストレッサーの種類や分類 | 世の中のストレスは一体どう分けられるのか」を参考にしてください。
今日は、精神的ストレスの要因の1つである「介護」について焦点をあてていきたいと思います。
特に、自宅介護を行っている主婦の方のストレスについて考えていきます。
それでは、今日もよろしくお願いいたします!
介護のストレス原因は?
主婦の方が感じる介護によるストレスの原因は以下の2つが大きいのではないかと考えます。
・夫や子供が非協力的であること
・誰からも感謝されないこと
上を見て、ピンときた方もいらっしゃったのではないでしょうか。
それでは1つ1つの原因を見ていきましょう。
夫や子供が非協力的であること
これは辛いですよね。。自宅で自分の親や夫の親の介護をする時、朝昼夜と休む暇がなく体が疲れはて、精神的に辛くなってきます。
特に子育ても同時にやっている方は、介護と子育て、両方をやっていかなくてはならなく、「1日でもいいからゆっくり休みたい!!」って感じですよね。
そんな中、同じ家族である夫や子供が非協力的で、介護を手伝おうともしなかったら単純にイイライラするのに加え、自分のための時間が大きく減っていきます。
そして自分のための時間が減ると・・・
・友人・社会と触れ合う時間が減る → 社会からの孤立感、孤独感を感じる
・趣味や好きなことができなくなる → 楽しいと感じることが減る
あくまで個人的な見解ですが、こういったストレス反応を示す人が少なからずいるのではないでしょうか。
友達と会話したり、趣味に没頭したり、能動的にリフレッシュしようにも、
自分の時間が少ないため、空いた時間はテレビを見たりとどうしても受動的な活動となってしまいがちです。
そして、受動的な活動のリフレッシュではどうしても限界があり、
孤独感を感じたり、楽しいと感じること減っていき、精神的に辛くなっていきます。
こういったことから、夫や子供が介護に非協力であることは、ストレスの原因の大きな1つではないでしょうか。
誰からも感謝されないこと
これも夫や子供が非協力的なことと同様に精神的に辛いことだと思います。
「家にいるのだから介護はやって当然」「親の介護は嫁の義務」などの考え方を持っている夫は、特に感謝の気持ちを表さないのではないでしょうか(苦笑)
介護の辛さや大変さを理解できない子供も感謝の気持ちを表さないとなると、
最後は、要介護者(介護をされる人)の気持ちの表し方になります。
しかし、認知症、アルツハイマー病の方であったりすると、感謝されることは難しくなります。
また、そういった症状、病気の方でなくとも、「老人なのだから介護はされて当然!」「親なのだから介護をされて当たり前」と考えている人だと感謝はしないでしょう。
そうなってくると、心身ともに削りながら、毎日介護に苦労している方はどうなるんでしょうか。
介護をしている方は、感謝されたくてやっているわけではないと思いますが、
それでもやはり、「誰のためにやっているんだっけ?」と思ってしまう方もいらっしゃると思います。
つまり、自分のやっていることに対して意義を感じなくなり、虚無感に苛まれるということです。
誰からも感謝されないことは、やはり精神的に辛いことであり、介護のストレス原因の1つであると思います。
今日上げた介護による2つのストレス原因以外にも、介護の責任感に押しつぶれそうになったり、義務感に駆られて辛くなるなど、介護のストレス原因はまだありますので、それはまた次回以降に書いていきたいと思います^^