こんにちわ。「もこ」です^ ^
前回、前々回の記事では、幼児期の子育てのストレス、イライラ原因について考えてきましたが、引き続き、ストレス原因について考えていきたいと思います。
幼児期の子育てにおいて、ストレスの原因には
次のようなものがあることを、前々回の記事で説明しました。
・夫が非協力的であること
・子供の行動予測がしづらいこと
・自分で使える時間が少なくなること
・子供が言うことが聞かない、自分の思い通りに行動しないこと
・他の子供と比較してしまうこと
・相談相手がいないこと
・社会的孤立感
・達成感が感じられない
本記事では、最後の2つについて考察していきたいと思います。
今回で幼児期のストレス原因に関する考察は、ひとまず最後となりますので、
ぜひ最後までご覧ください^^
社会的孤立感
子育てをしていると、社会と触れ合う時間が極端に減ります。
ここでいう社会とは、生産的活動を行っている空間という意味で捉えていただければと思います。
例えば、子育て前まで、仕事をしていた人は、どこかしらの企業に所属し、
その企業のため、または社会のために何かしらの生産的活動を行っていたと思います。
仕事をしていた頃、自分はどこどこの所属していて、どのような仕事をしている人間かを表現できていたと思いますが、仕事をやめて子育てをはじめると、自分の所属や自分ができることについて表現ができなくなります。
また、仕事をやめたことにより、他者から認められている、世の中や人に対してどのように貢献しているかを感じられなくなります。
つまり、マズローの欲求5段階説の言葉を借りるならば、
「所属の欲求」や「承認の欲求」が満たされなくなります。
子育てを始め、社会と自分の世界に乖離が生じることで、
自分の所属や自分が人や社会に対して役立っていると感じられなくなると
人によっては、自分の存在意義がわからなくなり孤立感や孤独を感じるようになります。
そして、社会的孤立感、孤独というのは、恐怖や不安、イライラにもつながるので、ストレスの原因であるとも考えられます。
達成感が感じられない
子育てというのは、まだ絶対的な解が存在するわけでなく、あらゆる困難と立ち向い乗り越えていかなければなりません。
仕事であれば、目標を定めて、それに向かって突き進んで道のりを歩んでいくことになりますが、子育ては、目標というものが定めにくく、着地点が見えにくいことだと思います。
山登りで例えると、山登りは頂上に辿り着くまでの道のりはつらいものですが、
頂上に辿り着いた時の喜びや達成感など、人に良い刺激を与えます。
しかし、子育ては、頂上のない山を上り続けているようなもので、
頂上に辿り着くまでの道のりをひたすら上り続けているような感覚ではないでしょうか。
そして、頂上がないということは、到達したときの喜びや達成感が感じにくく、良い刺激を得ることができません。
楽しみながら道のりを上り続けることができる人は問題ないのかもしれませんが、
辛いと感じながら上り続ける人にとっては、達成感がないことはストレスの要因となるのではないでしょうか。
まとめ
ここまで、幼児期の子育てにおけるストレスの原因について考えてきましたが、
ここで上げた以外のことでもストレスの原因になっていることはまだ多くあると思います。
幼児期の子育ては神経をとても使い、イライラしやすくなったり、涙が出やすくなったりと、感情のコントロールが効かなくなることがあります。
子育てが大変な時期であると同時に、子供が愛おしくとても可愛く感じる時でもあり、「癒し」という良い刺激も与えてくれます^^
子供は、親の言葉や行動をしっかり見たり聞いたりして成長していきますので、ストレスの原因を見つめ直して、どうすればイライラを抑えられるか、どのようにすればイライラしないように済むかなど、改めて考えてみてはいかがでしょうか。