「うちの子は、小学校でうまくいっているのか心配・・・」
「うちの子は、小学生になっても全然言うことを聞かなくて、イライラする・・・」
「小学生になっても手がかかる子で、子育てって疲れるな・・・」
このように感じている方は、少なくはないのでしょうか。
小学生になると、子供は小学校という小さなコミュニティに所属することになり自分のことだけを考えるのではなく、他の人のことも考えながら生活をするようになります。
また、授業で勉強をすることにより、今までに学ぶことのなかった概念や知識を得るようになります。
そして、小学生の学年があがるにつれ、以前より手がかからなくなっていき、母親にとっても少し寂しくなっていく時期でもないでしょうか。
幼児期(6歳以下)から学童期(6~12歳)にかけて、環境が大きく変化し、子供が戸惑ったりストレスを感じたりするのはもちろんのこと、母親のストレス原因も、子供が成長し変化することによって変化していくと考えられます。
幼児期の子育てで疲れやイライラを感じながら生活をしていた母親にとっては、子供が小学生になったら、少しは休みながら生活したいものですね・・・
本記事では、小学生の子育てにおけるストレス原因について考えていきたいと思います。
男の子と女の子のどちらのお子さんでも、考えられるストレス原因となっております。
お子さんが小学生になっても、イライラしやすくなっていたり、疲れを感じている方が、イライラしている原因や疲れを感じている原因について知ることにより、イライラしないためにどのようにすればよいかを考え直す機会になればいいなと思っております^^
目次
小学生の子育てにおけるストレス原因って何?
私が個人的に考えるストレスの原因は、以下のようになります。
・コミュニケーション能力の欠如
・子供が勉強をしないこと
・子供が口ごたえをすること
・子供が学校でいじめられていること
・周りの子供と比較すること
・子供が言うことを聞かないこと
・夫が子育てに非協力的であること
本記事では、太字となっている部分について1つ1つ考えていきたいと思います。
太字となっていない下から3つは、以下の記事で詳細をご覧ください。
「孤立感,孤独感でつらい..達成感がない..子育てのストレス原因は!?」
「子育てのストレス原因は?他人と比較すること!?相談相手がいないこと!?」
コミュニケーション能力の欠如
「うちの子はあまり友達と遊ばないけど、学校で友達がいるのかな・・・」
自分の子供があまり友達と遊ばないと心配になることってありますよね。
学校で友達とうまくやっているのだろうか、学校では友達がいないのではないだろうか、と色々考えると心配になってくるものです。
加えて、家でもあまり喋らず、一人遊びで殻に閉じこもっているお子さんだとより心配になりますよね・・・。
学校では、自分のことだけでなく、他の人のことも考えて、生活をしなければならなく、コミュニケーションというものが必ず必要となってきます。
コミュニケーションがあまり取れない子供にとっては、難しい環境とは思いますが、
子供の将来のことを考える母親にとっては、不安や心配になるのも無理ありません。
つまり、子供が友達と遊ばない、家でもコミュニケーションを取らないなど、子供のコミュニケーション能力の欠如について考えることがストレス要因となり、不安や心配などのストレス反応につながっていると考えられます。
子供が勉強をしないこと
小学生になると、学校で授業を受け勉強をしていくこととなります。
遊んでばかりで家で全く勉強しない子供だと、学校の勉強についていけているかどうか不安になります。
もちろん各家庭の子育て・教育方針にもよりますが、わが子には勉強をしっかりして良い中学や高校、大学に進学をしてほしい、そして、将来お金に困らない職業・企業に就職してほしいと願っている家庭では、子供が勉強しないと不安になるのも仕方ありません。
そういったご家庭をみると、お子さんの将来のことを思う、愛情あふれる温かい気持ちが伝わります^^
つまり、子供が勉強しないこと(ストレス原因)は、子供への愛情があるがゆえのもので、結果として、親の不安や心配(ストレス反応)に繋がっていると考えられます。
子供が口ごたえをすること
小学生になると、少しづつ自分で考えて行動するようになります。
それは、子供の成長という意味ではうれしいことではありますが、今まで自分の言うことを素直に聞いていた子供が、自分の考えとは違う行動や言動を口にするようになると、イライラしたり、怒ったり、時には怒鳴る時もあると思います。
口ごたえされるとイライラしたり怒ったりするのは、自分の考えをしっかり持っていたり、教育方針がきちんと定まっている母親に多いのではないでしょうか。
ここでは、子供が口ごたえすることがストレス原因となって、イライラしたり、子供に怒ったり、怒鳴ったりすることがストレス反応となります。
口ごたえされてうれしいという人はあまりいないとは思いませんが、あまりにイライラする方は、単にイライラして怒鳴り恐怖で子供を抑えつけるのではなく、子供を説得するための言い方を考えてみるのもよいかもしれません。
子供が学校でいじめられていること
普通の母親であれば、わが子が学校でいじめられていたり、いじめられているのではないかと考えると不安で仕方ありません。
自分のことのように心を痛め、子供に対してどうしてあげることが1番であるのかという絶対的な解が存在するわけではなく、思い悩むことだと思います。
転校させて環境を変えてあげることがよいのか、学校側に訴えてどうにかしてもらうことがよいのか、子供自身で乗り越えてもらうために助言をするだけで自分は何もしないことがよいのか、と色々と考え、母親は子供と同等もしくは、それ以上に頭が一杯になってしまって苦しい思いをしてしまいます。
また、これは他の母親などには相談しづらい内容であり、夫が非協力的であると、自分でそれを解決しなければならないと抱え込んでしまいます。
小学校の子育てにおいて、子供がいじめられているというのは、母親と子供のストレスの原因としては大きいものであり、ストレス反応もその分大きなものであると考えられます。
個人的な考えとしては、解がないからこそ、子供と正面で向き合い、子供が今後どのように成長して欲しいのか、子供自身はどのように成長していきたいのかと目標を定め、それぞれが目指す姿に近づくためにどのようにすればよいかを考えていくことがファーストステップとなるのではないでしょうか。
まとめ
小学生になると、子供は少しずつ自分で考え行動するようになってきて、小学校という小さな社会に所属するようになります。
今までよりも手がかからなくなる分、自分の目の届かないところでの心配事や不安が増えるのではないのでしょうか。
ストレスの原因も、子供の将来のことを考えているがゆえの原因が多く、愛情あふれる母親だからこそ精神的負担が大きいと思います。
小学生の子育てをしていてイライラやストレスに耐えられなくなっている母親は、ここで書いた記事を参考にしながら、ストレスの原因となっていることを一度見直して、原因の解決方法について今一度考えてみてはいかがでしょうか。