「子供が反抗的で全く言うことを聞かない・・・」
「子供が悪い友達とばかり付きあっていて心配になる・・・」
「子供が勉強についていけているのか不安で仕方ない・・・」
「子供が家で暴力を振うようになってもう手がつけられない」
中学生の子供は、多感な年頃で、母親にとって扱い方に困る時期であると思います。
子供の言動や行動に心を傷つけられ、疲れ果てている母親も少なくはないでしょう。
ひどいところでは、家庭が崩壊しかねないようなご家庭もあると思います。
本記事では、子供の男女は問わず、中学生の子育てに疲れてきた方やイライラが止まらない方などを対象に、ストレスの原因となっていることをを考えていきたいと思います。
中学生の子育てで精神的な疲れのピークを迎えそうな人は、本記事を参考にしながら、ストレスの原因について改めて考え、自分と子供を守るためにどのようにすればよいか考えてみてはいかがでしょうか。
それでは、よろしくお願いします!!
中学生の子育てのストレス原因って何?
思春期を迎える中学生の子育てにおいて、母親のストレス原因は多岐にわたり存在すると思います。その中でも、代表的なストレスの原因となることをピックアップして考えていきたいと思います。
私が考える中学生の子育てにおけるストレス原因は以下のようなものです。
・子供の学力低下
・子供の友人関係
・子供の進路
・子供の暴言(反抗期)
・子供が親に対して暴力を振うこと(反抗期)
・子供が学校に行かないこと(不登校)
中学生の子育てのストレス原因となると、解決が難しそうな重い内容ですね・・・
すこし数が多く重い内容なので、本記事では、初めの太字となっている内容についてまず、考えていきたいと思います。次回以降で残りのストレス原因について考えていきたいと思います。
子供の学力低下
中学生になると、今までよりも学ぶことのハードルが上がるため、学力の差が生まれ始めます。
学力の差というのは、子供の学ぶモチベーションにも影響を与えます。
加えて、テストの点数によって評価が決まる学校では、自分の学力が数値で表されることになり、良い成績の人はより高いモチベーションになり、成績が良くない人は、モチベーションが下がっていくという流れになりやすいです。
自分の子供が、勉強に対してモチベーションが低くなっていき、どんどん学力が低下すると、母親が不安を感じたり、心配になるのは無理もないことです。
しかし、心配するあまり、疲れやイライラが知らず知らずの内に溜まっているのではないでしょうか。また、学力が低下しているにも関わらず、勉強をしない子供にイライラして怒鳴っている内に疲れててはいないでしょうか。
子供の学力低下して心配、不安になる方は、勉強をしっかりして、良い高校、大学に入学して、良い就職先に行ってもらいたいという子供のためを思う母親に多いと思います。
子供のためを思った愛情ある母親の姿であると同時に、我が子を自分のことであるかのように考えているため、母親自身も苦しんでいると思います。
ここで少し考えていただきたいことがあります。
学力低下の問題は、勉強ができない=良い高校、大学、就職先に行けなくなるからでしょうか・・・?
個人的な意見といたしまして、テストの点数で子供の能力をすべて図れるわけなく、ましてや将来が決まるわけではないので、勉強ができないということが問題ではない思います。
問題は、学力が低下しモチベーションが下がり続け、子供の自尊心が傷つけられ続ける、自己効力感が低下しつづけることだと考えます。
自尊心、自己効力感の高さは、将来、楽しく強く生き続けるために必要となる根本なものだからです。
例えば、勉強ができても仕事ができない人が多くいます。
勉強ができても人とのコミュニケーションが取れずに苦しむ人もいます。
逆に、勉強ができなくても自尊心、自己効力感の高い人は、例え困難なことがあっても、前を向いて進みます。
勉強は、子供の自尊心を高めるための1つの方法であるとは思います。しかし、学力が低下して勉強ができないと心配しすぎて、子供の将来を悲観的になる必要はないと思います。
話がが少し脱線しましたが、ここでは、子供の学力低下がストレス原因となり、不安や心配することがストレス反応となります。
確かには、学力低下というのは子供の将来について考えると心配になることであるとは思いますが、勉強ができないから不安になったり、心配するのではなく、子供の自己効力感、自己肯定感が低下に目を向けて、それを高めるためにどうすればよいかということを考えてみてはいかがでしょうか。
子供が自信を持って前へ進むと、自分自身のストレス原因も減っていき、自然と疲れやイライラもなくなっていくのではないでしょうか。
そして、これは学力低下にだけ言えることでなく、子育てで一貫して言えることだと思います。今後もでてくる内容ですので、頭の片隅に置いていただけると幸いです!
最後らへんは話が逸れ、個人的な意見となり恐縮ではありましたが、次回以降も中学生の子育てのストレス原因について考えていきたいので、どうぞよろしくお願いいたいしますm(_ _)m