こんにちわ。「もこ」です^^
前回、前々回に引き続き、今回も中学生の子育てにおけるストレス原因について考えていきたいと思います。
ここで改めて、前々回取り上げた、中学生の子育てにおけるストレス原因の一覧をまず見ていきたいと思います。
・子供の学力低下
・子供の友人関係
・子供の進路
・子供の暴言(反抗期)
・子供が親に対して暴力を振うこと(反抗期)
・子供が学校に行かないこと(不登校)
今回は太字になっている、子供の反抗期によって生じるストレス原因について考えていきたいと思います。最後の不登校によるストレスについては、少し長くなりそうなので、次回に回したいと思います。
それでは、よろしくお願いします^^
子供の暴言(反抗期)
多くの子供が反抗期を迎える中学生の時期、小学生の時の口ごたえとは異なる性質を持っています。
今まで、子供の成長がうれしく、子供が愛おしい、可愛らしいと思いっていた母親の方も、反抗期を迎えると、子供に対して憎しみの気持ちを持つようになるのではないでしょうか。
子供の反抗期の中で母親の心を傷つける要因、つまりストレスの原因となる代表的な1つが、子供の暴言であると考えられます。
小学生までは、少し口ごたえをされたり、反抗されたとしても、我が子は可愛く、愛していると感じれていた、子供も自分を愛していると感じていたと思います。
しかし、反抗期になると、親に対する言葉の使い方が今までとは異質なものに変わってきます。
子供に突き放すようなことを言われたり(「放っておいて」「俺(私)に関わるな」など)、親の気持ちを考えない酷い言葉を吐かれて(「死ね」「失せろ」など)、落ち込んだ経験を持つ人は多くいると思います。
そして、そのような親に対する冷たい言葉や心を傷つける言葉を言われ続けると自分は子供に愛されていないと感じてしまう方も少なくはないのでしょうか。
自分は子供のためを思って愛情を注いでいるのに、子供は平気でその愛情を裏切るような言葉や態度を示す・・・・
だんだんと愛情と憎しみが入り混じった状態になっているのではないかと思います。そこからイライラや不安という感情が表に出てたり、時には涙も流しているのではないでしょうか。
ここでは、親に対する言動が冷たいこと、キツイことが「ストレス原因」になっております。
その言動は、親の心に突き刺さったり、子供に愛されていないと感じたりすることにつながり、その「ストレス反応(防衛反応)」としてイライラしたり、不安になったり、落ち込んだり、涙を流したりするのだと考えられます。
子供が親に対して暴力を振るうこと(反抗期)
反抗期の家庭内暴力というのは、中学生の子育てにおけるストレス原因の中でも、重い原因の1つであると思います。
1つ前のトピックで見た親に対する冷たい、キツイ言動というのは、精神的な負荷が大きいと思いますが、子供に暴力を振われるというのは、精神、身体ともに傷つきます。
子供に暴力を振るわれて、子育てが本当に嫌になったり、自分の手に負えないと感じたりすることで、「もう子育てに疲れた・・・やめたい・・・」と思う時はあるのではないでしょうか。
そして、自分ではどうすることもできないと感じ始めると、もう何もしたくなくなることも・・・
人は、自分では乗り越えられそうにない高い壁を目の前にすると、自分に対して無力感を感じたり、壁を避けるために、逃避という行動を取ります。
子供の親に対する暴力というのは、まさに高い壁と同じで、母親が子育てに無気力になったりするのは無理もありません。人によっては、イライラして自分も暴力的になったりするかもしれません。
ここでは、子供の親に対する暴力がストレス原因となり、無気力になったり、イライラすること、暴力的になることがストレス反応となります。
今回のまとめ
反抗期というのは、親が精神的に傷つきやすい時期でもあります。
中学生の子育てにおける大きなストレス原因となりえるもので、子育てに無気力になったり、イライラして暴力的になったり、不安で一杯になったり、涙が止まらなかったりと、ストレス反応も大きくなると考えられます。
子供が反抗期を迎え、親に対する言動が冷たく、キツくなったり、暴力を振るうようになり、
「もう子育てに疲れた・・・」
「もう子育てをやめたい・・・」
「子供のことで頭が一杯でパンクしそう・・・」
と子育てに限界を感じている方も少なくないと思います。
これは、子供を守ろうとする愛情あふれる母親だからこそ感じることだと思います。
しかし、自分が壊れてしまっては元も子もありませんんで、自分自身を守りきれなくなるその前に、子供がなぜ反抗しているのかを考え、対処や改善方法を考えてみてはいかがでしょうか。
今後、当ブログでは、ストレス予防や対処に関する記事を書いていく予定なので、参考にしていただけると幸いです。