昇進した人は、
「自分の能力が評価されて嬉しい!」
「昇進したからには、その分もっと仕事を頑張らなくては・・・」
という風に、嬉しい気持ちと不安な気持ちが入り混じっている状態ではないでしょうか。
会社での自分のステータスが1つ上がり、自分の能力が評価されたことなので、嬉しい気持ちで一杯のように思えますが、昇進によって、ストレスの原因が増えるなんてこともあります。
中には、昇進してもあまりメリットがないから、昇進をしたくないという人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、昇進による不安や悩み、ストレスについて考えていきたいと思います。
昇進してからストレスが溜まっているな・・・と感じている方は、ぜひこれを機会に、昇進したことによるストレスを考えてみて、それに対する改善策を検討してみてください^^
昇進してから感じるストレスって何?
昇進して、悩みが増えた人も少なくはないのでしょうか。
そういった方は、一体どういったことに対してストレスを感じているのでしょうか・・・
昇進してから感じるストレスには、以下のようなものがあるのではないかと思います。
・仕事の量が自分のキャパを超えること
・仕事の内容が変わること
・仕事の責任が重くなること
今回は、給料というお金の面は考えず、仕事に関することに焦点を当てて考えていきたいと思います。
仕事の量が自分のキャパを超え始めること
昇進するというのは、仕事が楽になるということではありません。
上のステータスに上がり、今までよりも仕事の量が増え、それらをこなしていかなければなりません。
始めは、昇進の喜びで気合いを入れて取り組んでいても、仕事の量があまりに膨大だと、次第に自分のキャパを超えて、限界を感じ始める人もいると思います。
自分のキャパを超えるというのは、精神的な負担にもなり、それがストレスへと繋がっていきます。
仕事の内容が変わること
昇進するまでは、比較的自分の好きな仕事を好きなようにできていたのではないかと思います。
しかし、昇進というのは、上の立場になるということでもあるので、自分がやりたくもない仕事も多くしなければなりません。
例えばSEの場合だと、今までは作業者として仕事をしていて、開発が好きなようにできていたけど、昇進して人をまとめる立場になると、人を管理するような仕事もするようになり、次第に開発に関わることができなくなり不満を抱く人がいるのではないかと思います。
このように、昇進というのは、今までやっていた仕事の内容が変わることがあり、今まで好きな仕事ができていた人にとっては、仕事の内容が変わることは不満になり、それがストレスの原因となる場合があるのではないでしょうか。
仕事の責任が重くなること
繰り返しになりますが、昇進というのは、上のステータスに上がるということです。
上のステータスに上がるということは、それだけ仕事の責任も重くなるということです。
多くの人が、その責任の重さから、悩みや不安を感じているのではないでしょうか。
また、昇進して非常に気合いを入れている人の中には、仕事の責任が重くなることに対して、過度なプレッシャーを抱くことがあり、それが大きな精神的な負担になっている場合があります。
そして、そのような人たちは、自分自身が気づかないうちに、責任に対してストレスに感じている可能性があります。
まとめ
最近では、「昇進したくない」という声も聞こえるようになってきていますが、それは上のステータスに上がりたくないという訳ではなく、「仕事の量が増える」「やりたくない仕事が増える」「責任が重くなる」ことが嫌で思っている人が多いと思います。
別問題として、昇進したにも関わらず、給料があまり上がらず、割に合わないと考えている人もまた多いと思います。
しかし、それでも昇進をして、上を目指そうとしている方はとても尊敬できる人物だと私は思います。
今回は、昇進によるストレスについて考えてきましたが、今回上げたこと以外にも多くのストレスがあると思います。
昇進をして日々の業務に忙殺され時間がないとは思いますが、悩みや不安、ストレスを感じている方は、一度自分がストレスに感じていることについて、深く考えてみて、どうすればストレスを感じなくて済むのか考えてみると良いのではないでしょうか。