大学生になって、バイト、サークル、遊びといったことを散々やった後に向かえる就職活動の時期。
それまでの間に、自分の将来のことについてあまり深く考えてきていなかった人が多いのではないでしょうか。
突然、自分の将来や就職と向き合うと色々と考え悩むことも多いと思います。
「自分は今後どういう人生を送っていくのだろう・・・」
「自分は就職して何をしたいのだろう・・・」
「自分にできることは一体なんだろう・・・」
自分の将来のこと、今後の自分について整理ができず、頭の中が不安や心配で一杯になり、ストレスを感じている大学生も少なくないと思います。
また、大学生の子供を持つ親の方も同様に、子供の将来が心配で、ストレスを感じているのではないでしょうか。
そこで今回は、大学生が将来のことを考え感じていることについて考えていきたいと思います。
子供の就職先や将来が心配な母親、父親の方は、将来のことで苦しんでいる子供がどのようなことを感じながら悩んでいるかを一緒に考えながら見ていただけると幸いです^^
目次
就職・将来のことで子供が悩み感じていること
昨今では、大学生は就職1つを取っても、色々な選択をすることができるようになりました。
しかし、選択肢が増えたにもかかわらず、大学生の多くは、就職に対してあらゆることを感じています。もしかしたら、選択肢が増えたからと言った方が正しいかもしれません。
その悩みの内容、感じ取っていることは人それぞれです。
ただ、多くの人が同じように考えていることや感じ取っていることがあると思います。
ここから、多くの大学生が就職や将来のことを考え、どのように悩み感じ取っているのでしょうか考えていきましょう
社会という「わからない世界」への恐怖感
企業に所属すること、ビジネスマンとして働くことは、多くの学生の人たちがこれまで経験してこなかったことだと思います。
大学生にとっては、企業に入ってみないと、働いてみないとわからないことが多くあり、未知な部分が多いと言えます。
わからないところに飛び込むということは、不安と恐怖感がつきものです。
遊びや勉強など何にしても、何かを始める前は、色々とわからないこと多く怖がっていたが、実際に始めてみると怖がることなんてなかったという経験をしている方は多いと思います。
就職、社会に出ることも同様であり、就職前はわからない部分は多く、ライフステージが切り替わるのだから、不安と恐怖心を抱くことは自然な反応であり、極度に恐怖心を抱く必要はないことだと思います。
自分がわからなくなる虚無感
自分はどのようになっていくのか・・・
自分は何をやりたいのか・・・
就職活動を通じて、自分自身について考えれば考えるほど、自分というものがわからなくなるといった経験をした人は少なくないと思います。
そして、そういった人は、考えれば考えるほど自分に何もないことを思い知らされて、虚無感を感じる場合があります。
加えて、昨今では、仕事の選択肢が増えたことで、大学生はその選択に悩み考えるようになっております。
選択肢を増えたことは喜ばしいことではありますが、ライフステージの分岐点ともいえる就職、その仕事の選択というのは、自分の人生へ長期的に影響してくる可能性があるので大学生はより一層考え込むのではないでしょうか。
漠然とした将来への不安
人の将来というのは漠然としたものであり、未来がどうなるかなど誰もわかりません。
それは、自分の頭で考え、漠然としたことの中から選択、決断しなければならないことも意味します。
そして、そのような漠然とした将来に直面すると、多くの大学生が不安を抱くと思います。
不安を抱く人の多くは、学生の間に自分の将来に対して目を向けていなかった、無意識的に考えようとしなかった人だと思います。
そういった人達が、漠然とした自分の将来のことに目を向け、あらゆる不安を抱くのは無理もないことだと思います。
ここで、具体的にどのようなことで不安を感じているのかを少し考えてみたいと思います。
就職できるかどうか不安
就職活動がうまくいっていない人の中で、
自分は本当に就職できるのだろうか・・・
就職できなかった場合どうなるのだろう・・・
という風に考えてはいけないとわかっていても、つい悪い方向で考えてしまうことがあると思います。
自己肯定感が高い人にとっては、就職できるかどうかという不安を抱えることはないと思いますが、自己肯定感が低い人にとっては、就職できるかどうかというのは大きな不安となることがあります。
実際、就職活動をする人同士で、外見などの先天的な差は多少あるかもしれませんが、地力の差はほとんどなく、就職できる確率はほとんど変わらないのではないでしょうか。
就職後、自分はうまくやっていけるかどうか不安
就職後、うまく人間関係を築くことができるのだろうか・・・
自分はうまく仕事はやっていけるのだろうか・・・
就職後、社会人として自分がうまくやっていけるのか不安を感じることは多くあると思います。
このように不安を感じる人は、自己に対する評価が低く、自己肯定感が低い人が多いのではないかと思います。
そういった人達は、仕事の能力というのは、勉強ができる能力とはまた別となるので、学生の頃、優秀であったかどうかは、あまり関係がないことだと覚えておくと良いかもしれません。
まとめ
今、子供の将来への考え方や価値観は新たなパラダイムを迎えております。
それに伴い、大学生が将来のことで悩み感じていることは様々だと思います。
今回は、大学生が悩み感じていることについて何個か上げて考えてきましたが、大学生の方は、何個かピンとくるところがあったのではないでしょうか。
また、親の方は、昔と今では、社会のあり方や働き方の考え方が異なり、子供が将来のことで何に悩んでいるのか理解できないことがあると思います。
子供が選んだ選択が親の時代では考えられない選択である場合、親は戸惑いを感じたり、時には、子供の将来への選択に対して反対をする時もあると思います。
親の方は、まず、子供が将来への不安、恐怖感、虚無感を乗り越えて選んだ選択に対して、しっかりと耳を傾けることが必要なのではないでしょうか。