上司が部下指導、育成でストレスに感じる5つのこと

「何度言っても部下が言うことを聞かない・・・」

「自分の部下はいつも言い訳ばかり・・・」

部下指導、部下育成をしている上司の中で、部下にイライラしたり、時には声を荒げて部下を怒ったりしている人も少なくはないのでしょうか。

特に社会人歴の浅い部下ほど、精神的に社会人になりきれていないので、そういう部下を持っている上司は、部下が大きな悩みの種となっている人もいると思います。

前回は、部下に嫌われる上司の特徴などをまとめましたが、今回は反対に、上司が部下にストレスを感じる態度や言動について考えていきたいと思います。

それでは、最後までよろしくお願いします^^

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上司が部下にストレスを感じる5のこと

最近の若い社員は、ゆとりだから・・・

上司の方は、様々なことで部下に対してイライラしているかと思います。

今回は、特に上司の方がイライラする部下の態度や言動をまとめていきたいと思います。

部下にストレスを感じる根本の問題は、ゆとり教育でしょうか?単に自分の部下のデキが悪いだけなのでしょうか?それとも上司自身でしょうか?

もしかすると、自分のことを棚に上げて、部下に対してイライラしているかもしれません。

部下にストレスを感じる根本の問題については自分自身で考えながら、これ以降を見ていただけると幸いです。

他責が多い部下

自分の責任回避をしようとして、他の人のせいにすることは、自分自身を守るための行為なので、人として自然な行為でもあります。

自分で気づかない内に他責している人も少なくはないと思います。

比較的、若い年代の社会人に多いことは、なんでもかんでも人のせいにして、自分自身を守ろうとする言動が相手に見えやすいです。

そして、自分を守ろうとする行為が外の人に見えれば見えるほど、上司のイライラやストレスの原因となりえます。

また、他責の仕方が論理立ててられていなかったりすると、単なる責任逃れのために、責任を他の人に被せようとしているだけに見えたり、聞こえたりするので、一層イライラしたり、部下を怒りたくなるのではないでしょうか。

しかし、中には、部下のことを下に見ているがゆえに、話も聞かずに、他責をするだけで部下を怒ったりする上司の方もいるのではないかと思います。

そういう人は、以下のことを心の中で考え、振り返ってみてはいかがでしょうか。

「自分自身は、すべてのことにおいて100%他責せず、自責できているのでしょうか?」

責任感がない部下

自分の行った仕事に対して、責任を感じておらず、最終的には上司や他の人がどうにかしてくれるという甘い気持ちを持った部下は多くいると思います。

これは、他責にもつながることですが、責任感がないというのも、比較的若い社員に多いことであると思います。

責任感がない部下を見ていたり、育てていると、上司はイライラしたり、ストレスを感じたりするのではないでしょうか。

言動と行動が一致していない部下

言うことは立派だけど、行動がついてきていない部下は、最近多くなってきているのではないでしょうか。

こういった人は、反抗的な部下や尖っている部下に多いと思います。

カッコイイことや立派なこと、正論を言うことは簡単です。それが行動に伴うかどうかが難しいことであり、さらに言うと、結果も伴っているかどうかが最も難しいことです。

口だけの人というのは、部下に限ったことではないですが、上司の方がそういう部下を持つとイライラしてしまうのは無理もないことだと思います。

仕事のミスが多い部下

仕事のミスが多い部下にイライラしている上司の方はいないでしょうか。

部下のミスが多いと、余計な仕事が増え、上司自身の仕事にも影響が出てきてイライラしてしまうのも無理はないかと思います。

イライラするのはわかりますが、なぜ部下が仕事のミスが多いのかを真剣に考えたことはありますでしょうか。

ただ、イライラして怒っているだけではないでしょうか。

部下の仕事のやり方が悪いと決めつけていてばかりではないでしょうか。

自分は一切悪くないと言いきれますか?

単純に態度が悪い部下

部下の仕事中の態度が悪いと上司の方は注意すると思います。

しかし、注意をしても治らなかったり、日に日に悪くなっていくなんてことはないでしょうか。

部下の態度が悪い原因はさまざまなことがあると思いますが、大きく以下の2つが原因である可能性があります。

・部下が何かしらの不満を持っている

・部下が上司のことをなめている

1つ目について、若い部下だと何かしらの不満を持つと態度や言動に表れやすいということです。つまり、態度が悪いというのは、部下からのサイン、アピールである可能性があるので、上司の方は、それを察した上で部下に対して対処をする必要があるのではないでしょうか。

2つ目については、単純に上司自身が尊敬されておらず、上司のことを下に見ていたり、同等の人だと見ているということです。思い当たる節がある人は、怒るだけでは部下は反感を持つだけで、態度が一向に治らない可能性があるのでやり方を考え直す必要があります。

まとめ

今回は、ストレスに感じる部下の態度や言動について考えてきました。

上司の方は、ピンときた点が何個かあったのではないでしょうか。

上司が部下を選べない会社は多く、自分が望んでいない人が下につくこともあり、どのような部下が自分の下につくのかというのは環境的要因が強いことだと思います。

そして、若い世代の部下を持つと、上司の方は、部下指導や部下育成で様々なストレスを抱えると思います。時には、ストレスを部下にぶつけたりすることもあると思います。

最後に、部下に対してイライラやストレスを感じている上司の方は、以下のことを1度振り返ってみてください。

「自分自身のことは棚に上げて、部下にイライラしたり、ストレスを感じてはいないか?」

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