不安や心配事で眠れない人、緊張感を感じながら眠っている人など、ストレス社会の日本において、寝つきが悪かったり、眠りが浅かったりと不眠に悩む方も多くなっております。
睡眠の質を高めるためには、リラックスした状態で眠ることが大切となってきます。
しかし、リラックス状態を作りたいけど、色々なストレスで中々リラックスすることができない人も少なくはないと思います。
そこで、本記事では睡眠の質を高めることを目的として、寝る前にリラックスするための方法についてご紹介します。
目次
寝る前にリラックス状態を作ることは重要!
不安や心配事などの精神的なストレスがあると、自律神経の交感神経が刺激されて脳が興奮状態になってしまい、交感神経と副交感神経の切り替えがスムーズに行われなくなります。その結果眠りたくても眠れなかったり、眠りが浅くなってしまいます。
本来、眠る時は副交感神経が優位に働いている状態です。
副交感神経を優位に働いている状態とは、言い換えると、気持ちが落ち着いている状態、つまりリラックス状態です。
なので、睡眠の質を高めるためには、寝る前にリラックス状態を作ることが重要となります。
寝る前にリラックスするための7つの方法
さて、ここから本題の寝る前のリラックスするための7つの方法についてご紹介します。
比較的簡単にできる方法ばかりなので、ぜひ気軽に試してみてください^^
読書をする
読書をすることと余計なことを考えずに済み、なおかつ眠気を誘うことができます。
個人的には、読む本は、ビジネス書や学問書などの内容が難しい、堅い内容の本がおすすめですが、気分が良くなるお気に入りの本を見るのも良いでしょう。
また、活字を見ることで気持ちが落ち着かせることもできるので、リラックス状態を作るには効果的です。
音楽を聴く
音楽を聴くによってもリラックス状態を作ることができます。
音楽の種類は、静かで一定のテンポのクラシックやリラクゼーション・ヒーリング音楽などの音楽が良いです。また、寝る前に自分のお気に入りの曲を聴いてリラックスするのもおすすめです。
アロマを活用する
安眠効果やリラクゼーション効果のあるアロマを活用するのも1つの方法です。
ラベンダー、ジャスミン、ローズなどの香りは、緊張を緩和する効果があるので、リラックスしながら安眠するには効果的です。
また、悲しみや孤独感を和らげて幸せな気分になれるユズ、ベンゾインなども良いかもしれません。
ストレッチをする
ベッドや布団の上で、何も考えずストレッチをすることでも、気持ちを落ち着かせることができます。また、ストレッチをすることによって、仕事で疲れた体を癒すこともできるのもうれしいですね。
部屋を暗くして、アロマの香りを楽しみつつ、リラクゼーション音楽を聴きながらストレッチをすると効果的にリラックス状態を作ることができるでしょう。
安眠効果のある飲み物を飲む
寝る前にホットミルク、ココア、カモミールティー、生姜湯などの安眠効果のある飲み物を飲むのも効果的です。
反対に、コーヒーや紅茶などのカフェインが入った飲み物は、覚醒効果があるので寝る前には飲まないようにしましょう。
睡眠に良い飲み物と睡眠に良くない飲み物について詳しく知りたい方は、以下の記事をご参考ください。
スマホやパソコンを手の届かない場所に置く
寝る前のスマホやパソコンの画面を見ると、脳が覚醒状態になって睡眠に悪影響を与えるので、寝る前にリラックス状態を作るためにはスマホやパソコンを見ないことが1番です。
しかし、近くに置いてあると、どうしてもメールチェックをしたり、facebookなどのソーシャルネットワーク、Youtubeを見たりしてしまいますよね。
スマホやパソコンを手の届かないところに置いておくことで、つい触ってしまうことを防ぐことができます。
今日あった良いことを3つ書き出す
不安なことや心配事などのネガティブなことを考えると、緊張状態になってしまいます。
反対に、嬉しかったこと、楽しかったことなどのポジティブを考えると、緊張を和らげ、気持ちを落ち着かせることができます。
今日あった良いことを考えるだけでも良いのですが、しっかりと3つ書き出すことによって、より効果的にリラックス状態を作ることができるでしょう。
まとめ
本記事では、寝る前にリラックスするための方法をご紹介しましたが、何かピンときた方法はありましたでしょうか。
人によって合う方法と合わない方法があると思いますので、それぞれ気軽に試してみて自分に合う方法を見つけてみてください。試す前は気が進まない方法でも試してみると意外と良かったりします。
そして何より、「リラックス状態を作らなければならない」と思いながらやるのではなく、「リラックス状態を作るのが楽しい」と感じながらすることが大切となります。