「理由もないのに焦燥感がある・・・」
「ちょっとしたことでイラッとくる・・・」
「現実から目を背けたい・・・」
心が不安定の時、感情の起伏が激しかったり、意味もなく不安感や虚無感、焦燥感を感じることはないでしょうか。
頭では心が不安定だとわかっていても、自分ではコントロールできず、頭を悩ませている方も少なくはないと思います。
心の乱れとなっている問題を解決することが根本的な対応になりますが、それができれば苦労はないですよね。
であれば、心の中にある問題はそっとしておいて、心の不安定を解消するための対処を行うのはいかがでしょうか。
本記事では、五感を使って不安定な心を解消する秘訣をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください^^
目次
五感を使って不安定な心を解消する秘訣
【視覚】目の刺激を避けて、緑色や青色を取り入れよう!
普段、私たちはあらゆる色を見ながら生活をしておりますが、色は人の心の働きに影響を与えるのはご存知でしょうか。
赤色は、アドレナリンの分泌を促したり、心拍数を上げたりして、脳が興奮状態になりやすいです。全面が赤色に染められた部屋の中にいて心が落ち着くとは思えませんよね。
反対に、緑色は、ストレスの減少や神経系統の鎮静効果や緊張緩和などの効果があり、リラックスしたい時には最適な色といえます。同様に、青色も精神を沈静化させて、心を安定させる効果が期待できるので、情緒が安定しない時などに取り入れたい色ですね^^
【聴覚】お気に入りの曲やリラクゼーション音楽を活用しよう!
最近では、ヒーリング音楽やリラクゼーション音楽も多く出回っており、それらを上手く活用することで心を落ち着かせることができます。
実際、音楽にリラックス効果があることは科学的に実証されており、医療分野でも活用されております。
具体的には、川のせせらぎや小鳥の声、虫の音色などの自然音やクラシック音楽は心の安定には効果的であると言われております。
また、自分のお気に入りの曲を聴いて気分を高揚させるのも良いですし、泣きたい時には涙が流せるような曲を聴いて、心を音楽に委ねるのも良いでしょう。
【嗅覚】アロマオイルで香りを楽しもう!
嗅覚を使ったリラクゼーション法といえば、まず出てくるのがアロマセラピーではないでしょうか。
アロマはリラックスしたい時だけに活用するイメージがあると思いますが、頭をリフレッシュさせたり、爽やかな気持ちになりたい時にも有効な手段です。
たとえば、ラベンダーは代表的なリラックス系の香りであり、ペパーミントやレモンの香りは気持ちをリフレッシュさせたい時に試したい香りですね。
【触覚】肌触りの良いものに触れるようにしよう!
触覚とリラックスの結びつきはイメージしづらいかと思います。
しかし、動物のモフモフの体を触ってる時に癒しを感じたり、肌触りの良い毛布やひざ掛けを触ると心が安心するように、触覚はストレスを軽減させて不安定な心を解消するのに役立ちます。
家具や服は見た目で決めてしまいがちですが、肌触りを気にも気を使うようにすると良いでしょう。また、動物との触れ合うことで、動物のピュアな動きを見ながら視覚で癒されて、なおかつ、動物のフサフサな毛の手触りを楽しみながら触覚で癒されましょう!
【味覚】食事でビタミンB1、ビタミンC、カルシウムを補おう!
ストレスを感じると、ビタミンB1、ビタミンC、カルシウムが消耗すると言われております。
ビタミンB1は記憶力の低下やイライラに関係しており、ビタミンCには心身の疲れを緩和する効果があり、カルシウムには神経の鎮静作用があります。
つまり、ストレスで気持ちが不安定な時は、これらの栄養素が不足している可能性があるということです。ビタミンB1、ビタミンC、カルシウムは、野菜や果実、小魚などで補うことができます。
また、幸せホルモンと言われる「セロトニン」を増やすために、ビタミンB6とトリプトファンという栄養素を摂取することは、不安定な気持ちの解消に役立ちます。トリプトファンは、大豆製品や乳製品、バナナなどに含まれており、ビタミンB6は肉や魚に含まれています。